これは越後湯沢の風景
雪はまだ降り続けています。自家用車のタイヤ半分くらい積もっていますね。
昨日は、松本市街地で大型車両がスタックして道を塞ぐ、主要国道は通行止めになる、長野道・中央道も通行止め、特急「あずさ」「しなの」も一部運休、宅急便はごめんなさい…という状況だったようです。道路は渋滞を越え、全く動かない状況だったとか。
長野県松本市に良い物件を見つけ(現在の住まいです)、松本への移住を検討し始めた時、やはり「冬の暮らし」は気になりました。冬の経費と言ってもよいですね。
東北でしばらく暮らした後、東京に戻って車無し生活、沖縄への転勤となりました。東京・沖縄では「寒い地域の冬の暮らしで必要なこと」から解放されるわけで、やはり楽。そんなわけで、早期退職後の移住も「タイヤを履き替えないで済む地域」「西日本」も候補でした。しかし、試行錯誤・紆余曲折を経て、松本が候補になります。
暮らし始めてわかったのは、松本市は四方を山に囲まれていること。
・東 三才山峠(東御・軽井沢方面)
・西 安房峠・野麦峠(上高地・飛騨高山方面)
・南 塩尻峠(諏訪・東京方面)
・北 大町市をこえて白馬方面は、完全に雪国です
いずれも松本市より標高が高い箇所があり、アップダウンもカーブもあります。
こうした道を走るのは楽しく、秋の紅葉は美しいのですが、冬に走るのは怖いと感じました。
スタッドレスタイヤを履けば大丈夫…とは思えません。松本市周辺にある峠道は、「スタッドレスでも走りたくない道」です。リスクが高いです。
というわけで、「スタッドレスに履き替えない生活」を選択しました。
マンションには、タイヤなどを保管する場所がありません。ディーラーにタイヤを預けると年間約2万円(交換工賃込み)かかりますが、この経費も浮きました。
そして、冬は歩く生活にしました。幸い、徒歩圏内にイオンタウンと24時間営業の西友があります。ファミレス・コンビニ・銭湯もありますから、とりあえず食事と風呂は何とかなります。
朝起きて最初に確認するのは、給湯器のスイッチを入れてお湯を出すこと。
凍結していないことの確認です。お湯が出ると安心します。
冬になってもタイヤを履き替えない生活は、仙台で暮らしている時も試していました。仙台には地下鉄があります。雪が降ったら地下鉄移動で済みます。タクシーを捕まえることもできます。そんなこんなで履き替えずに冬を越したこともありました。
現在は出勤がないですから、履き替える必要はないです。
そして、あと1か月もすれば、大町・白馬方面以外は大丈夫です。
というわけで、原稿も提出済みの今日は、自宅でのんびりと過ごします。
待望の読書三昧です。