大晦日です。
昨年は、年をまたいだ大きな案件がありました。それが難航していて、書いては直し、資料を読み込んでは書きという年末年始であったことを思い出しました。
今年も、年越し案件はあるのですが、割と軽めなので、明日から取り掛かります。
そんなわけで、割とのんびりしています。大晦日的な感慨は薄いですね。
来年の誕生月で60歳になります。
55歳で早期退職した時は、60歳までの5年間でそれなりに資金を食いつぶし、60歳から「年金受給開始」と想定していました。
早期退職時は賃貸生活でしたから、「1年間×250万円」でもギリギリで、その生活を5年送れば、1,250万円以上消えているはずという計算。
しかし、お陰様で生活費の縮小が進み、現在は65歳からの年金受給で行けそうです。
また、来年はお仕事も続きそうです。
そんなこんなで、早期退職以降続いていた不安は、かなり軽減されました。
一方、身体の衰えは日々感じています。
この体力で60歳まで働き続けるのは、いずれ無理だったということ。
今は、朝起きて最初にすることは二度寝。しんどくなったら横になることができますし、出勤などの時間に拘束されることもありません。そうやって、「身体を労わることのできる暮らし」ができることが、本当にありがたいです。
やはりですね、「体調優先」という価値観は大事。
体調=人権と言ってもよいかもしれません。
「税金で食っているくせに」と言われなくなり、「市民と議員との間に挟まれること」「自分の価値観とは異なる施策にかかわること」がなくなりました。何より、早期退職して「席を空けた」という解放感が大きいです。
社会の片隅で、次世代の負担にならないように暮らす。それが、一番心を落ち着かせてくれます。老いては子に従えですね。
人口増加時代、人口の世代バランスがきれいな三角形時代は、「長幼の序」「亀の甲より年の劫」という価値観が有効だったと思います。
しかし、人口減少時代、人口の世代バランスが逆三角形時代の今は、「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」「騏驎も老いては駑馬に劣る」を意識した方がいいですね。
そうか、これが来年の抱負になりそう。
「老いては子に従え」
というわけで、ここで出会ったみなさまに感謝申し上げます。
よいお年をお迎えください。