現状に満足することが、早期退職生活の精神安定にはよいようです。
オードリーが少し売れ始めた頃、若林さんは、「芸人としてもっと売れたい。今のままではだめだ!!」と思っていたそうです。その時、相方の春日さんは、風呂なしのアパートでゲームをしていました。その姿を見て、若林さんは「春日には向上心はないのか!」とイラついたとか。
春日さんは、テレビに出ることができ、アルバイトを辞めてとりあえずお笑いだけで食えるようになり、節約生活とゲームとを楽しめる現状に満足していたそうです。
一般的には、若林さんは向上心が高く、春日さんは向上心が欠けるという評価になるでしょう。
同じことはオリエンタルラジオのお二人にもあって、中田さんが、「もっとビッグにならないといけない!」と考えていた頃、藤森さんは「テレビに出て、いろんな人と知り合いになる暮らし」が楽しくて楽しくて、「夢が叶った」と思っていたそうです。
これも、中田さんは理想が高く、藤森さんは理想が低いと言えるでしょう…。
私は、春日さん・藤森さん型のようです(笑)
社会人時代の評価、上司との面接では、「向上心がない」が定番。
ただ、早期退職生活では、これが大事。
現状に満足できますから。
もっと稼ぐとか、今のままでは…とか思っていないで、節約と読書とを楽しみつつ、日々を送ることが、早期退職生活の幸福のようです。