55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職3年2カ月の振り返り(2023.6.5)

 

 ちょっと久しぶりになりますが、振り返りシリーズです。

 自分の定点観測ということで。

 

1週間、引きこもる??

 先週は、〆切に追われまして…、ブログの更新も少しお休みしました。

 その間、元々テレビなし生活の上、ネットも調べごと以外に見なくなりました。

 要するに、意識せず「デジタル・デドックス」した一週間。 

 買い物に出かけることもなく、冷蔵庫のストックで食いつなぎ、ストレス解消と気分転換は水回りの掃除…というわけで、現在、我が家は異常にきれいです。

 

世間の動きから離れる

 とは言え、台風がきていることくらいは把握していました。

 松本の市街地も、まぁまぁ雨が降りました。しかし、台風の雨ではなかったです。普通の雨。新幹線が止まって大変だったことを知ったのは、担当者とメールで連絡した時。担当者、大阪へ移動中で、「今、新幹線車中でPCが開けない」という返信をもらった時。

 「?」と思ったのは、新幹線だからPCは開けるはず…、で、ネットを見て、状況を把握しました。

 その頃、松本の空は雲一つない晴天。誠に申し訳ない…。

 

自分の身の回りの情報だけで過ごすと…

 人間には、「遠くの情報」を知りたいという本能があるのかもしれません。

 最近、地方でのトラブル(?)が、炎上することが目につきます。もちろん、それはネットで発信しているから世界中に届くのですが、それに対して、遠くの人が反応するように感じました。

 遠くのことが気になる…のかもしれませんね。私も、早期退職直後は、昔の職場のことが気になりました。早期退職した人間にとって、退職した職場は遠い存在です。でも、遠いから気になるのかもしれません。

 新型コロナをはじめ、今世の中に流れているニュースは、遠い場所で起きていることです。それに無関心でいる…というのは現代社会ではあまりよいことではないかもしれません。世界のどこかで起きていることが、日常生活に影響を及ぼしているのは事実ですから。

 とはいえ、遠くの情報ばかり気になっていると、足元が不安定になることも否めません。足元だけでなく、気持ちも反応しすぎる可能性があります。それは、心身によくないですね…。

 

身の周りの情報で生活する

 松本市で暮らし始めて2年、毎日北アルプスを眺めていると、何となくですが、明日の天気がわかるようになってきます。産地による野菜の味の違いを感じられるようにもなってきます。

 「早期退職×現役を離れた身」としては、それでいいんじゃないと思うんですね。

 人間関係も、遠くの人から消えていきます。それを維持する努力はもう不要です。

 良い意味で、自分の視界の範囲・生活範囲の中の情報だけで生きていけばよい。

 それ以外のことに関わらなくてよい…。他人の人生にいい意味で関心を持たない。

 人生50年以上生きてきて、いろんなことを体験してきました。でも、その清算と撤収で良いんですね。そう思うと、感情が穏やかになってきました。

 人生の最期にむかって、持つべきマインドが徐々に感じられるようになってきました。とは言え、俗物である私ですから、まだまだいろいろ心乱れること、ブレることも多いと思います。思いますが、そういうことも経て、俗と欲から離れていくのでは…とも思います。

 

 であれば、ブログもどうよ…とは思うのですが、すいません、こちらは日々の記録・定点観察として続けさせていただければと思います。

 今後ともよろしくお願いします。