◆早期退職4年目となりました
早期退職生活は、新型コロナの始まりと同時でした。
自粛生活の中で、ハローワークに通いつつ、数学・FPの勉強を始める、ポイント活動や投資を始める、不動産購入×引っ越し、原稿書きのお仕事を得る、学生になる、痛風・腱鞘炎になる…などなど、結構濃い3年間です。
ちなみに、ブログは1,130記事も書いていました。
昔の記事を読むと、生活の記録でもあり、自分の変化の記録でもあります。
言葉にしておいてよかったな…と思います。
◆ふと思い出したこと
民間から公務員に転職して、しばらくして感じたのは、「さまざまな社会課題は、要するに現代の社会構造の問題であって、社会そのものをモデルチェンジしないと根本的な解決は難しいのではないか」という疑問。
また、移動手段・ネット・情報などの発達は「今まで出会うことのなかった価値観の出会い」や、「今までは可視化されなかった対立の言語化」を導くという面もあります。
最近,、校則などが話題ですが、とある県に勤務していた時、公立高校の新設にかかわったことがありまして、その学校は、「校則なし」「制服なし」「部活動なし」になりました。先生方の負担と、家庭の経済的負担を軽減し、授業や総合学習を充実させるという目的。生徒たちも習い事の時間を確保できます。たとえば、サッカーが好きならJリーグのジュニア・ユースに所属してという発想です。
こういう学校が、もっと増えるかなと思いましたが、そうでもなかったですね。
世の中の本音は保守的なもの。新しすぎたようです。はい。
◆一応80歳まで生きると仮定すると
・車の運転 65歳まで(あと6年)
・健康維持 70歳ころまで(あと10年ちょっと)
・終活期間 80歳ころまで(約10年)
要するに、70歳を過ぎたら、自力での生活が難しくなる可能性が高まります。
そういう準備もゆるゆると始めた方がよさそう。
私自身が、家族の介護でしんどい思いをしましたから、自分のことで家族を振り回したくはないです。それにしても、健康と自由とがある時間は結構短いですね。
だからと言って、長寿は望んでいません。
もう一回、北海道と上高地に行ければ、人生的には満足です。
◆社会構造のモデルチェンジが進むはず
私が生きている間に完成はしないでしょうが、社会構造そのものの変化は進むでしょう。過渡期のサバイバルは、変化に乗っかること。あるいは、変化の影響を受けないように、社会の片隅に位置し、生活サイズを小さくすること。
後者ですね。付記すれば、変化のじゃまにならないこと。
理想は、野菜を作って自給自足ですが、それは無理。
今のお仕事を細々と続け、資産減少を抑え、年金受給額内で暮らす。
もう一つは、本をたくさん読んで、大学に長めに在籍して学びを続け、旅に出て自分をリセットする。現役時代には捨てていた「自分の幸福」を優先する。
私のモデルチェンジは、ここかもしれません。
自分は幸福になってはいけない、公務員は犠牲になってなんぼという価値観から自分を解放することですね。これが4年目の心がけ。
清く、貧しく、美しくを楽しもうと思います。