
◆ふと読んだ記事から
早期退職してから読んで記事です。
私と同じ55歳で早期退職した方の生活を取材したもので、テレビも冷蔵庫も持たないシンプルな暮らしをしていました。住まいは東京郊外のマンション。早期退職と同時に激しく断捨離して40平米程度の小さな部屋に引っ越し、南側のベランダで太陽光発電をしていました。電気契約は、5アンペアと書いてあったような気がします。
この記事で印象に残っているのは、「モノを持たない暮らしはお金がかからない」「物価や公共料金が上がっても、影響がほぼない」という部分です。
◆たしかに…
昨年秋ごろから、月10万円未満生活の達成率が上がっています。
カフェ・外食・外泊が激減したことが達成要因と考えていました。ただ、肉や野菜の価格は上がっています。ガスも電気も値上げしています。その分はどうなったのか…という疑問は残ります。
いろいろ考えてみると、「値上げの影響を受けるものを持っていない、買っていない」ということに行きつきます。
ちなみに、食事は一日一食ペースなので、肉・野菜の値上げの影響は最低限になっているかもしれません。髪は「坊主」にしているので、時間・ガス・水道の節約になっています。
◆電気の対策は
松本の部屋を購入した時、電気は50アンペア契約でした。これを、入居早々30アンペアに変更しました。これで、基本料金が半分くらいになります。
電気代が上がる要素に、「使用量で単価が変わる」という計算式があります。段階が上がると単価も上がる。つまり、使えば使うほど単価が上がる。昨冬は3段階目に入ったこともあります。電気使用量は減っても、値段が上がるカラクリには、こんなこともあるようです。
この冬、灯油ファンヒーターを入れたのは、暖房手段を分散させることで電気の使用段階を上げないため。今月はこのまま推移すれば、7,000円代で収まりそうです。前月比マイナス2,000~3,000円ですね。
◆夫婦で話題にはなっても結局購入していないもの
食洗器です。
節水にもなるということで、欲しいよねという話にはなります。
が、結局買っていません。1~2人の暮らしで食洗器は…かえって面倒ですね。
2人で食事しても、使う食器は最大6個。洗うのは主夫の私。100均のたわしで十分。こうしてモノを増やさないことが、10万円未満生活の要因のようです。
主夫生活は、「モノを増やさなさい×手間を惜しまない」というアナログ発想が、節約につながるようです。
多忙な現役時代は、「暮らしにかかる手間をお金で解決」していました。
早期退職したら、「手間を惜しまないことで節約実現」になります。
楽しいです。