55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職後の適正な生活費とは

 

一般的に言われる退職後の生活費は…

 一般論では「年間320万円・月26万円程度」。

 なんだかんだ言って、それくらいかかるからということ。

 ギリギリラインで「年間250万円・月20万円程度」。

 ただ、年金・税金、家具家電などの買い換えなどを考えると本当にギリギリ。早期退職1年目、私もこれくらいかかっていました。

 

自分と同じような暮らしをしている人は??

 ネット上で探すと、月5万円で暮らしているとか、米・野菜は自分でつくっている、公共料金は電気だけ…などの暮らしが紹介されています。

 さすがに、これは私には無理で、模倣や目標にしても苦しくなるだけ。そこで、自身と同じように、ある程度の市街地に住み、ネットで仕事をして、自宅でミニマリスト的に暮らしている…という人はいないかと探してみました。すると、いますいます。YouTubeに発信している人がいます。

 

わかったことは

 月10万円前後ですね。

 ただ、地域によって差はあります。たとえば、冬の寒さ・積雪量で暖房経費が変わります。公共料金や地方税も少しずつ違います。そういう誤差もふまえてですが、だいたい10万円そこそこ。頑張った月は10万円を切る。寒い地域の冬は12~13万円くらいになる…という印象です。

 すごいなと思ったのは、最低気温が-20℃になる北海道のある地域で暮らして、冬の暖房費(電気+灯油)が、8,000円という方。ただし、これには種明かしがあって、その方は、アマチュア登山家。海外の山にも登るというレベルの人。というわけで、室内でもダウンを着込んで節約生活を心掛けたそうです。

 もちろん、北海道ですから部屋の断熱もしっかりしているでしょう。その相乗効果ですね。で、こういう暮らしは私には無理。ですから、自分と比較して落ち込むことはない。

 

ある程度許容せざるを得ない出費

 食費ですね。糖質を可能な限り避けるようにしています。

 もし、米・パン・麺を全面解禁すれば、食費はかなり下がります(笑)。一日100円未満も可能。しかし、これ以外で大食いの私が満足するとなると、どうしてもある程度はかかる。

 通信関係も同じ。

 テレワーク・リモートワークなので、ネットが必要。PCにはウィルス対策が必須。そしてワードやPowerPointも。というわけで、こういう経費も工夫はしますが、そのことで仕事に支障が出てはいけません。ちなみに「Norton」を指定されることがあります。そういうことです。

 そんなこんなの制約・指定などをふまえながらの節約生活です。

 

目標は年間200万円、月10万円

 ってところでしょうか。

 マンションなので、管理費・修繕積立費がある。

 自家用車を持っていて、維持費がかかる。

 そういう出費(贅沢)もありますが、その以外のところで工夫する意識があればよい。

 まぁ、社会人30年、うち公務員25年ですが、65歳からの年金支給額は年間200万円に達しません。そのサイズにあわせた生活を今から練習して身に付けておくことが必要。さらに言えば、物価上昇にも対応しないといけないということ。楽しみつつ工夫します。

 

 バブル世代は恵まれていると言われますが、もしそれが本当ならば、せめて下の世代に負担を残さないように「逃げ切る」ことも大切。私の場合、年間200万円が逃げ切るための経費のようです。