◆郵送ではなく、ねんきんネットに届きます
今月が誕生月なのです。というわけで、届きました。年金定期便。
年金事務所で相談しようと思っていたこともあるのですが、ま、とりあえず、老齢年金の見込み額はわかります。
で、今日のテーマは、「60歳からもらうか、65歳からもらうか」です。
◆65歳からもらうとどうなるか??
現在は、非課税所得の範囲内なのですが、年金をもらうようになると非課税世帯ではなくなります。となると、額面と手取り金額は異なります。
私の手取り額は、おそらく月12~13万円というところでしょう。
ええと、公務員25年勤めてもそんなもんです(笑)。
で、問題はこの金額で暮らせるかということです。
◆月12~13万円で暮らせるか
1年間にすれば、手取りで150万円程度ということですね。
現在の物価、暮らしの状況であれば、普通に暮らせます。
年金受給と同時に自家用車は手放すので、これで結構な経費削減になります。そう考えると、早期退職資金には手を付けずを温存したまま、そこそこな暮らしが可能でしょう。ミニマリスト的生活への転換を図っていてよかったです(笑)。
ただし、物価上昇・マンションの管理費・修繕積立金の値上げ、年金支給額の削減、社会保障費の上昇はあるでしょう。
となると、早期退職資金からの生活費の補填が必要でしょう。家電の買い替えや病気などの大型出費も待っています。
◆早期退職時には、60歳からの受給を考えていました
整理するとこんな感じ。
1,60歳からの受給の場合
①リスク
・65歳受給よりも金額が減る。
・自己資金での補填が必要。年間約50~60万円くらいか?
②メリット
・年間50~60万円の補填が生涯続く場合、「老後資金2,000年」を年間50~60万円
で割れば30~40年分にはなる。つまり80~90歳をこえる(笑)
2,65歳からの受給の場合
①リスク
・受給年齢まで毎月12~13万円の支出が続く。
・年金受給時の手持ち資産額は、60歳受給よりも少なくなる。
②メリット
・65歳以降の資金減少は減る。
・繰り上げ受給で失われる権利は維持される
3,ちなみに、
70~75歳まで遅らせると、額面で約300万円になります。
それでも、現在92歳の父の年金受給額には…ですけどね。
◆さてどうするか?
もう少し考える時間はありますから、焦って決断はしません。
ただ、現段階ではこんな青写真を立てています。
①65歳からの受給を想定する
・早期受給で失われる権利を維持する
・65歳以降の支出を増やすことを優先する
②65歳までの暮らし方
・現在いただいているお仕事を65歳まで継続する(努力と勉強)。
・65歳までの7年間を1,000万円(年間140万円)で暮らす(節約と工夫)。
③65歳段階での資金状況
・俗にいう2,000万円は確保できている。
・自宅はある(大した金額にはならないですが売却も可能)
④65歳受給にするメリット
・60歳受給より自己資金は少し減るが、65歳以降の暮らしには余裕がある。
・怪我、病気、介護、住み替えなどのリスクへの対応力は高まる。
◆今後は、65歳受給を想定した暮らしに備えていく
早期受給は、61歳でも62歳でも可能です。
逆に言えば、余裕があるなら、受給開始は66歳でも67歳でも可能です。
あと7年、支出を1,000万円以内に抑えて余りが出れば、あるいは今のお仕事が続いて非課税内でも所得があれば、その分を受給開始を遅らせることも想定できます。
さて、そうなると、必要なことは何か??
①節約生活の維持
②自動車事故を起こさない
③食生活に気をつけてポンコツ化した身体をいたわる
④大学の勉強を頑張って現在のお仕事を細く長く続ける
⑤家具家電を大事に使う
これを一言でまとめれば「大型出費を避ける」ってことですね。
やっぱり、早期退職生活は「金次第」なのでしょうか。
というわけで、ローリスクの投資、ポイント活動を積み重ねることが重要かもしれません。要するに、「物価上昇×社会保障費の上昇×年金受給額の減少」への対応がカギ。
その分をどこかで稼がないと、生活は厳しくなるだけということのような気がします。