55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職生活は金次第(年金定期便が届く)

 

郵送ではなく、ねんきんネットに届きます

 今月が誕生月なのです。というわけで、届きました。年金定期便。

 年金事務所で相談しようと思っていたこともあるのですが、ま、とりあえず、老齢年金の見込み額はわかります。

 で、今日のテーマは、「60歳からもらうか、65歳からもらうか」です。

 

65歳からもらうとどうなるか??

 現在は、非課税所得の範囲内なのですが、年金をもらうようになると非課税世帯ではなくなります。となると、額面と手取り金額は異なります。

 私の手取り額は、おそらく月12~13万円というところでしょう。

 ええと、公務員25年勤めてもそんなもんです(笑)。

 で、問題はこの金額で暮らせるかということです。

 

月12~13万円で暮らせるか

 1年間にすれば、手取りで150万円程度ということですね。

 現在の物価、暮らしの状況であれば、普通に暮らせます。

 年金受給と同時に自家用車は手放すので、これで結構な経費削減になります。そう考えると、早期退職資金には手を付けずを温存したまま、そこそこな暮らしが可能でしょう。ミニマリスト的生活への転換を図っていてよかったです(笑)。

 ただし、物価上昇・マンションの管理費・修繕積立金の値上げ、年金支給額の削減、社会保障費の上昇はあるでしょう。

 となると、早期退職資金からの生活費の補填が必要でしょう。家電の買い替えや病気などの大型出費も待っています。

 

早期退職時には、60歳からの受給を考えていました

 整理するとこんな感じ。

 1,60歳からの受給の場合

 ①リスク

  ・65歳受給よりも金額が減る。

  ・自己資金での補填が必要。年間約50~60万円くらいか?

 ②メリット

  ・年間50~60万円の補填が生涯続く場合、「老後資金2,000年」を年間50~60万円  

   で割れば30~40年分にはなる。つまり80~90歳をこえる(笑)

 2,65歳からの受給の場合

 ①リスク

  ・受給年齢まで毎月12~13万円の支出が続く。

  ・年金受給時の手持ち資産額は、60歳受給よりも少なくなる。

 ②メリット

  ・65歳以降の資金減少は減る。

  ・繰り上げ受給で失われる権利は維持される

 3,ちなみに、

  70~75歳まで遅らせると、額面で約300万円になります。

  それでも、現在92歳の父の年金受給額には…ですけどね。

 

さてどうするか?

 もう少し考える時間はありますから、焦って決断はしません。

 ただ、現段階ではこんな青写真を立てています。

 ①65歳からの受給を想定する

 ・早期受給で失われる権利を維持する

 ・65歳以降の支出を増やすことを優先する

 ②65歳までの暮らし方

 ・現在いただいているお仕事を65歳まで継続する(努力と勉強)。

 ・65歳までの7年間を1,000万円(年間140万円)で暮らす(節約と工夫)。

 ③65歳段階での資金状況

 ・俗にいう2,000万円は確保できている。

 ・自宅はある(大した金額にはならないですが売却も可能)

 ④65歳受給にするメリット

 ・60歳受給より自己資金は少し減るが、65歳以降の暮らしには余裕がある。

 ・怪我、病気、介護、住み替えなどのリスクへの対応力は高まる。

 

今後は、65歳受給を想定した暮らしに備えていく

 早期受給は、61歳でも62歳でも可能です。

 逆に言えば、余裕があるなら、受給開始は66歳でも67歳でも可能です。

 あと7年、支出を1,000万円以内に抑えて余りが出れば、あるいは今のお仕事が続いて非課税内でも所得があれば、その分を受給開始を遅らせることも想定できます。

 さて、そうなると、必要なことは何か??

 ①節約生活の維持

 ②自動車事故を起こさない

 ③食生活に気をつけてポンコツ化した身体をいたわる

 ④大学の勉強を頑張って現在のお仕事を細く長く続ける

 ⑤家具家電を大事に使う

 これを一言でまとめれば「大型出費を避ける」ってことですね。

 やっぱり、早期退職生活は「金次第」なのでしょうか。

 

 というわけで、ローリスクの投資、ポイント活動を積み重ねることが重要かもしれません。要するに、「物価上昇×社会保障費の上昇×年金受給額の減少」への対応がカギ。

 その分をどこかで稼がないと、生活は厳しくなるだけということのような気がします。