55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職生活で「最短距離を求める思考」を手放す

 

最近の生活状況

 今月のカード請求額が来ました。

 約4万円です。内訳はこの3つ

  ①電気・ガス

  ②ガソリン・灯油

  ③食費・雑費    

 税金・年金など含めてコミコミ月10万円以内生活になりそうです。

 振り返ると、外食1回で、温泉・カフェはなし。旅行も気分にならず。

 ほぼ自宅生活です。

 

早期退職生活での心境の変化と言えば…

 役所の窓口では、「難しい対応」になることが多いです。

 難しさとは何かといいますと、「公平性・合理性・最短距離」をお求めなんですね。

 しかし、相談内容は「複雑系」でして、いろいろな要素が複合的に絡み、「あちらが立てばこちらが立たず」という状況がてんこ盛りです。それを、「魔法のように一発で解決しろ!」というのがリクエストなんです。

 「何か方法があるだろう!」ってのが合言葉で、もちろん方法がありますよ。 

 十数通りのパターンが…。で、その中のどれを選択することが最適・最善化は、その人しかわかりません。生活・経済・価値観によって異なりますから。

 ただ、自分の中にも、「最短距離」という意識はあるんですね。そこに共感してしまうと、公務員は心身を病むんですね。立場と個人との間で悩んでしまうんです。

 この「最短距離」という意識を、だいぶ手放すことができつつあります。

 

最善・最適な方法が、最短距離とは限らない

 大学のレポートを書いていると、つくづく思います。

 そもそも正解なんてないわけですから、遠回りして、周辺情報を集めて、つなげて、その中から自分の言葉を紡ぎ出すしかない。まず、書いてみる。とにかく書く。

 完成を求めず、字数も気にせず、言葉にする。

 書いてから考えるですね(笑)。学校教育では「考えてから書く」と指導するそうですが、私は「書いてから考える」。書くことで思考が動くというイメージ。ですから、レポート1本書き上げる間は、何度も書き直し・書き足し・削除を繰り返します。

 「推敲」ってこういう作業なんだと実感します。

 で、早期退職生活もそんな感じです。

 本当はいけないことなのですが、早期退職生活もそう考えるようになりました。

 

そもそも早期退職生活に最短距離は不要(笑)

 早期退職してから、NISAだの外貨だのを積み立てはじめました。

 折り返し点をとっくに過ぎてから、何を始めているのか…というのが合理思考。何のために?? とか聞かれることもあります。

 もちろん、お金が増えればいいな…と思っています。少なくとも、損はしたくない。それは、老後の死活問題ですから。

 ただ、株や為替をはじめると、その背景にある世界の動きが見えてくるんですね。 

 これが面白い。逆説的ですが、現代社会を知るためには、株・為替を動かしてみるというのが最短距離とも言えます。これから学校ではじまるという「金融教育」も、この視点が大事ではないかと思ったりします。

 

 というわけで、この冬は、「安くて快適な暖房体制」をいろいろ試します。

 ここまでは、エアコン暖房を使用せず、灯油ファンヒーターのみ。

 灯油代は、1カ月2,000円で収まっています。

 快適性は、激増です。