55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職×老害化の予防には

 

組織にいた時の感覚に気づくようになる

 頭では個人になったとわかっていても、まだまだでした。

 逆に言えば、よく30年も組織で働いていたな…とも。

 だからといって、個人で何ができたかというと、何もできなかったわけで(笑)。

 しかし、今は貢献とか使命とか、そういう重荷をおろして、自分自身の暮らしをつくっていくことができます。やっと、自分の幸福を考えることができるようになったという感覚です。

 

自然災害に備える

 現役時代なら出勤です。

 今は、自分の暮らしの備えをするだけで済みます。それで気づいたのですが、やはり自分自身が被災した災害、支援に入った現場などで見聞きしたことが、あまりよくない記憶として残っているようです。

 災害は、イベントではありません。悲劇や感動の物語を探したり、つくったりする場でもありません。

 目の前の事実とつくられた物語との乖離で、かなり疲れていたようです。

 

自己の老害化を防止するには…

 自分の暮らしの幸福を考えた方がいいですね。

 世の中のあれやこれやに口を出す、意見を言うのは危険(笑)。お役所にくるクレームの多くは、この手のものが多かったような気がします。その意見の根拠は、「物語」なんですね。現場の事実とは異なることを根拠に意見を述べられても、課題は解決しません。事実ではないこと、物語、思い込みを根拠とするご意見に、時間と心とを削られていたわけです。

 ただ、そういう経験をすると、今度は自分が物語をつくる側になることも往々としてあります。その予防を意識することが必要ですね。 

 で、具体的には…というと、自分の暮らしを充実させることですね。

 

自分の暮らしの充実には…

 「大学での勉強×信州の自然と触れ合う×古い町を訪ねる」ですね。

 先日、郡上八幡岐阜県)に行きましたが、あの時間は良かったです。

 松本近辺は、中山道甲州街道千国街道木曽路などの街道筋が多く、近世以前の街並みが保存されている場所も多いです。

 そういう場所を訪ねると、心が落ち着きますし、大学での勉強(デザイン)にもつながります。そういう場所を季節ごとに訪問してみたいと思います。

 

 組織・お仕事から離れた直後、トラウマが肥大したのがしんどかったですね。

 今も、そういうものは抱えつつの日々ですが、自分を大事にしないと…とも思えるようになりました。