ちょっとため息をつきつつ、スランプ時期もありつつですが、
今回のお仕事である「レポート読み」と「原稿書き」が進んでいます。
◆企業のレポートを読んでいると…
お仕事上の課題に言及するレポートもあります。
そこには、驚く内容、危険な内容と読み取れるものもあります。
たとえば、下請け企業や非正規雇用労働者への丸投げ、過重負担などと読み取れるものもあります。組織的パワハラですね。
◆たとえば…
昨日、車検の打ち合わせをしました。ホンダのディーラー車検です。
まず、基本内容とその料金、補償などを確認します。次に、基本内容以外の整備が必要になった場合の処理を確認しました。その際、「整備が必要な状況×理由×整備内容×料金」などについて、着手前に「オーナー(私)」に連絡し、確認してから整備を進めるというのが「ホンダの方針」とうかがいました。私がホンダに乗り始めてからは、ずっとそうですね。
一方で、「車検を通すために必要でした」「交換した方がよいと思いましたので」と言われ、「受け取りに行くまで料金がわからない」「受け取り時に、見積もりよりかなり増えた金額を支払う」という話も聞きます。こういう進め方は、コンプライアンス的によろしくないですね。
◆顧客の許可を得ずに仕様を変更する??
作業の途中、あるいは完成時に「契約時と異なる仕様になっている」というのは、企業側の過失だと思います。それが「顧客の許可を得ることなく、現場の判断で変更した」のは、明確な「契約違反」なはずです。
それを、「企業側からの提案として新たな見積もりを作成する➡変更内容を含めた新規契約として結び直す」というのは…。
専門知識のない素人なら、営業トークに負けてハンコを押してしまうでしょう。
専門家であるエンジニアでも、下請けという立場なら逆らえないでしょう。
これをコンプライアンス違反というのではないでしょうか…。
そういう風に読み取れるものが出てきました。
◆誤解を招く表現上の問題、もしくは私の誤読だと思いますが…
もし、書いてある内容が「そのままの事実」で、書いている本人もそれが「解決の方法」だと思っているならば、その企業、どうなんでしょう(笑)。
現場で「安全」が大切なのは、それが「従業員の命、従業員の家族の幸福」を守るためだと思っています。その結果、まわりまわって「会社の信用・利益」という副産物を生むんですね。しかし、安全が大切なのは、それが「利益」になるから。だから、従業員を大切にする…では、本末転倒と感じます。そういう発想が、ハラスメントの根源なんですけどね…。
私のお仕事は、そこまで踏み込むものではありません。
しかし、「コンプライアンス的に問題があるように読み取れますよ」までは伝えようと思っています。「世間的には誤解されても仕方がない表現」というニュアンスで(笑)