55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

沖縄生活で変化したこと

 松本に引っ越して数カ月、日常のふとしたことで、4年間の沖縄生活を思い出すことがあります。

 

距離感

 根は東京人です。他者に無関心というわけではありませんが、必要以上に距離をつめることはしません。

 たとえば、コンビニのレジで店員さんに声を掛ける、話し込む、延々とクレームをつける、自分では理解できない手続きを質問しながら進めてレジを独占する…なんてことは、個人的には最もいけないこと。

 値引き交渉をしながら店員さんとのコミュニケーションを楽しむという関西的な感覚は、あんまりありません。そもそも人見知りですし…。

 

沖縄にて

 沖縄でも同様でした。

 心の中では「どもー」と言っていますが、それを表情や声に出すことはないです。

 ただ、沖縄の店員さんの「笑顔」と「ありがとうございました」には、「営業用以上の圧」を感じるんですね(笑)。これに対して「無言・無表情」では、怒っているか機嫌が悪いように感じさせてしまう…そんな罪悪感を感じるようになってきました。

 

地域社会ってこと

 地域社会の狭さとは「知人の知人」が至る所に存在すること。

 沖縄では、よく行くコンビニの店員さんが上司の娘さんとか、たまたま入った居心地のよいカフェが同僚の家族の経営なんてくらいは日常茶飯事。衝撃だったのは「お世話になっている図書館の司書さん」が同僚の奥さんで、私の個人情報が筒抜け(笑)だったという、そういう日常。

 そんなこともあって、初対面の人に「愛想よく」することを心掛けるようになりました。感謝を「表情と声に出す」ってことですね。

 

松本にて

 店員さんの「笑顔」と「ありがとうございました」に、沖縄的圧を感じるのです(笑)。営業以上の何かを感じるのです。

 というわけで、沖縄以来ですが、「どもー」と笑顔で返すようになりました。

 夕方散歩していると、ご近所が集まっている場に遭遇することがあります。その時、目が合った人に会釈するようになりました。沖縄以来です(笑)。

 「松本で暮らすって、こういうことなんだな」としみじみ思う今日この頃。

 みなさまにはいかがお過ごしでしょうか。

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