55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

良くある妄想(飲食店に酒を卸すな。融資をするな。)

 新型コロナウィルス感染予防対策で、飲食店の営業が制限されています。

 とうとう、飲食店に酒を卸すな、営業資金を貸すなとまで言い出しました。

 何でこんなことに…についての、ちょっとした妄想です(笑)

 

対策を考えるのは、公務員の役割だったりする

 困ったことがあると、上から「対策を考えよ」という指示が来ます。

 「上」が、議員・政治家であることもよくあります。

 確かに、具体的な策を考えるのは役人の仕事。

 それに承認を与えて、施行するのは政治家の仕事なのかもしれません。

 

無理難題が来た時にどうするか

 指示そのものがありえないこと、これ以上の対策はもうないこともあります。

 その方向を攻めても改善が見込めない、より効果的な別案があるがそれを承認してくれないという状況です。

 そういう時、私たちは「もうこれ以上は無理です」「方向性を変更してください」という意味を込めて「対応策」を告げることがあります。

 たとえば、コロナ対策としての時短要請などを守らない店舗に対し「酒を卸さない」「銀行からの融資を止める」という対応策です。これは、役人から政治家への「メッセージ」かもしれません。

 

酒を卸さない、融資をしないという対応は

 法律上はあります。ただし、「反社会的勢力」が営業している、資金源になっているなどの場合に限定されます。

 コロナに乗じて不当な利益を得ようとする反社会的勢力が営業し、そのために善良な市民に被害が生じている店舗にならば、このような強い対応が必要です。

 コロナによって利益を奪われ、善良な経営者と従業員が苦しみ、政府の支援金支給が遅れている店舗に対して行う対応ではありません。

 つまり、役人・官僚側から政治家への「そういうメッセージ」だと思うのです。

 

メッセージを理解できない政治家が、OKを出した(笑)

 元公務員的に、現在の政権がダメだなと思うのは、こういうこと。

 多分、現場は焦ったと思います。通るはずのない提案が通ったわけですから。

 そこで、急ぎ関係省庁の事務で集まって形だけ整える→マスコミには公表せず内々で収める→OKを出した政治家がマスコミ発表してしまう→ああああ、という印象。

 

議員や政治家が「公務員の人事」に介入することは、長期的に誰のためにもならない

 現在の政権、特に公務員改革とか市町村合併以降、そういうことが増えました。

 そういう時、役人は、表立って逆らうことはできません。ただ、ギリギリのところでメッセージを出し続けます。それすら…となると、民間に転職します。

 やがて、メッセージすら出せない役人と、メッセージを読み取れない政治家が国のを取ることになります(笑)。

 

個人的にちょっと安心したのは…

 まだメッセージが出せる役人が生き残っていることですね(笑)。

 ただ、もうメッセージは出せません。政治家に受け取る力がないので…。

 という妄想をする元公務員の日常でした。おそまつ。

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