55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

大学入試の漢文によくあるパターン

 特に退職してから、日本の古典文学、中国古典をのんびり読むのが楽しいです。

 これらの書籍・全集が重いのが、引っ越しでは大変ですが…

 昨年度の学習支援では、大学入試・共通テスト対策としての「漢文」も読みました。

 

よくあるパターン

 昔の中国は封建制度。王は世襲制

 父は賢帝でも、息子は…ということも少なくない。ただ、2代目は、父ほど賢くはなくても、人柄は良い。真面目で素直だったりする。

 賢帝だった父の死後、王となった二代目も、そつなく国を治めている。

 しかし、大国の侵入、災害、飢饉などの対応が良くない。というか、国民が困っていても、二代目は変わらない生活を送っている。国民が困っていることに気づかないらしい。

 周囲の部下も、「既得権」を失いたくないため、正しい情報を王に伝えていない。

 やがて、国民の心は王から離れ、愚帝と馬鹿にするようになり、反乱がおき、国が乱れていく。

 

このストーリーの解決は?

 ここに「賢臣」が登場します。

 既存の部下から登場することもあれば、孔子のような「フリーの賢者」が登場してアドバイスすること、王がアドバイスを求めることもあります。

 ここで「愚帝と賢者」という登場人物が確定します。

 そして、愚帝と言われるが人柄がよい王は、賢者の言葉を素直に聞き、国民の気持ちを知り、政治と自らの生活を改めるのですね。

 そして国難は収まり、国民は日々の暮らしを取り戻してゆく…。

 大学入試の過去問、問題集の本文によくある出題パターンです。

 

漢文を学校教育からなくそうという人も少なくない

 私は、漢文大切だと思う派です。

 日本の文化や価値観は、中国から、もしくは中国を経由して学んだものが多いです。

 こうした学びは、現代日本の課題との共通点が多いです。

 上に記したよくあるパターンは、コロナ禍の日本社会そのもの(笑)

 (世襲というところまで同じ)

 そういうわけで、漢文、大事にした方がよいと思います。

 

公務員時代の思い出

 ゲームを通じてらしいのですが、部下に「三国志」などにやたらと詳しい人が多かった時がありました。で、彼ら中国古典オタクの共通点は「課題の言語化、解決の発想」がすぐれていること!

 政治家でも、読書量が多い人、論語老子、孫氏などなど、そういう作品をよく読んでいる人がいました。そういう議員の共通点は、市民の気持ち、政治的な課題に敏感なこと。一言で言えば「センスが良い」のです。

 

リーダーの愛読書に中国古典は必ずあった

 お仕事で、知事室・市長室にうかがうことがあります。

 その時、必ず後ろの本棚を見て、どんな本を読んでいるか確認していました。

 (性格悪いですね)

 例えば、川上哲治長嶋茂雄広岡達朗原辰徳野村克也…こうしたリーダーは、戦略・自らのあり方を孔子・孫氏などから学んでいました。すぐれた政治家やリーダーは、みんな読んでいたんですね。

 国会中継を見て、「こいつら読んでないな」と思ったのは私だけでしょうか(笑)

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