自分が求める暮らしの実現と言っても、現役時代は「仕事や家族の制約」があります。現実との最大公約数で妥協する暮らしが精一杯。
ただし、早期退職すれば可能です。
とは言え、不動産購入まで含むとなれば、失敗は許されない大勝負となります。
◆山の見える暮らしが落ち着く(個人の感想です)
若い頃は「海」が好きでした。
しんどいことがあると、鎌倉・江の島にドライブしたり、山下公園に氷川丸を見に行ったりしました。高校時代にサザンオールスターズの洗礼を浴びた世代なんです。
しかし、スキーを覚えた頃から、山で過ごす時間が落ち着くことに気付きました。休暇が取れると「志賀高原」「安比高原」に直行したものです。
定番のドライブコースも、越後湯沢の温泉、軽井沢のカフェ、山形・大石田の蕎麦、宮城・鳴子温泉など、山沿いばかりです。
◆お仕事は海沿いが多かった
東日本大震災の被災地支援、その後の沖縄勤務と、見事に海沿い。
沖縄の美しい海にはとても癒され、助けてもらいました。しかし、この頃は心身の調子が今一つ。海は好きなのですが、暮らす場所としての適性はないようです。この違和感がはっきりしたのが沖縄での4年間でした。
(私、お酒は好きなのですが、飲めないんです。海もそういう感じなんですね)
◆自分の「適性」に気付く
40代頃から、越後湯沢のリゾートマンションを購入し、退職後に移住することは考えていました。他にも軽井沢や、安比・八幡平高原の物件もチェックしていました。
日常生活で求めるのは「山×蕎麦×温泉」。「海×魚×釣り」も好きですが、こちらは非日常で良い。そういう自分自身の「適性・志向」に気付くことが、自分にあった暮らしの実現には大切なんですね。
他にも「一戸建てよりマンション」、「田舎暮らしより地方都市」、「魚より肉野菜」、「米よりパン」、「常夏より四季の変化」など、自分にあった暮らしの環境が意識化されてきました。
◆というわけで、松本暮らしはとても快適です
松本と、購入した物件は、自分にあった暮らしの環境にあっているようです。
他にも、東京への近さ、図書館の充実、自然との距離感などがありがたいです。
とは言え「何で松本に」と聞かれても、返事を濁すことが多いです。その代わり、松本ってどう?? と聞かれれば「最高」と言えます(個人の感想です)。
生活のダウンサイジング、心身の回復、学びの更新を進めていこうと、とても前向きになってきた今日この頃です。