55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

収納のない部屋で収納を考える

 最近の不動産物件は、収納力が高いです。

 各部屋にウォークインクローゼット、玄関にはウォークイン・シューズクローゼット、キッチンには床下収納、水回りには「棚」…というわけで、これが「賃貸」でも標準装備になりつつあります。

 一方で、バブル期に建設・計画されたマンションは、装備の豪華さが売り。

 収納を求める価値観はまだ少数派だったのでしょう。

 

今のマンションの豪華装備(?)

 キッチンには「ビルトインの電子レンジ・ガスオーブン」と「足元から温風が出る装備」が付いています。アメリカ家庭っぽい大型キッチンです。

 バスも「温泉お風呂」と言って、バスに溜めたお湯を循環・濾過して節水する機能もついています。一度お湯を張ると、一か月はきれいなまま保てるとか。

 共通するのは、主婦にうれしい装備。「キッチンの充実装備+風呂掃除の手間の減少」は、20年前だとかなりうれしいものだったと思います。

 

令和の価値観で見直すと

 浴室乾燥はありません。

 「温泉お風呂」は節水にはなります。しかし、24時間稼働が必要で、一日の電気代が300円とか。節水分の水道代より、電気代の方がかさみます。

 3部屋ありますが、収納があるのは1部屋だけ。

 

個人的に困ったこと

 家具家電付き賃貸の机には「引き出し」がありました。

 ウォークインクローゼットには、「ハンガーパイプ」と「整理棚」がありました。

 洗面台×洗濯機周りには「棚」があり、洗剤のストックもできました。

 これが全てない。これを如何せんです。

 

ハンガーパイプの新設と収納ボックスの活用

 リフォームで、押し入れをクローゼットに変更。

 ハンガーパイプを新設して衣類をかけ、引っ越し道具だった収納ボックス(プラスチックケース)に、整理棚に置いていた衣類を収納しました。

 ついでに、洗剤などのストックも収納ボックスに。

 

書棚の奥行の利用

 書棚は、〇トリで2台新規購入しました。

 一番大型のものなので奥行きがあります。本を置いてもまだ10㎝くらい余裕がある。

 ここに、引き出しに入れていたものを置きました。

 主に文具です。ホチキスとか印鑑とか。そういうものが、目に見える位置にあります。目に見えるので、散らかりませんね。常に整理されています。

 

収納がないので、何でも目に見える位置にある

 人生から「モノを探す時間」が減りました(笑)

 何でも目に見える位置にあるので、「どこにしまったかな?」がありません。

 これは老後を考えた時、非常に大切なポイントではないかなと(笑)。

 まずイライラしません。穏やかに過ごせます。

 足りない生活用品がわかるので、無駄な買い物がなくなります。

 お仕事が進みます。すべての書籍と文具が視界に入るので、必要な資料とアイディアがすぐに出てきます。

 

 収納というと「しまいこむ」と考えがちですが、「視界の中に置く」ことも大事。

 見えるから「断捨離」が出来る、あるもので生活出来る、買いだめが不要になる。

 松本に来てゴミが減ったのは、「見える収納」の効果かもしれません。

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        (所有しているLEGOも、こんな感じで整理しています)