不動産購入・引っ越し・松本移住を終えました。
落ち着いて振り返ると、焦っていた自分に気付きます。
◆やはり退職ハイにとらわれていた?
振り返って思うのは、退職前の想定の狂い。
例えば…
・旅行→新型コロナの自粛生活
・不動産購入→オリンピック後の状況を見てと思っていたら五輪延期
・無職→賃貸物件の審査・継続に制約多し
・生活費→年金・保険・税金関係で50~60万円かかる
・勉強→大学で聴講と思っていましたが…
というわけで、思ったような早期退職生活の始まりではありませんでした。
その思いが、不安や焦りを産んでいたようです。
◆不動産購入のメリット・デメリット
「無職×賃貸」だと「住」に不安を抱えることになります。
しかも家賃は「掛け捨て保険」のようなもの。
そこで「持ち家」に切り替えました。
「持ち家」暮らしを始めると、快適だった賃貸生活も「部屋に合わせた生活」だったことがわかります。持ち家だと「自分に合わせた部屋」にできますから。
とは言え、「不動産探し・交渉・決断・手続き」は、なかなかしんどいもの。
良い物件は「早い者勝ち」、イマイチな物件は「申し訳ありませんが今回は…」という日々は、結構神経を削られたかもしれません(笑)
◆受身でのんびりと暮らすこと
大きな買い物をしましたが、日々の生活費は縮小予定です。
昨年は光回線、今年はNHKを解約。来年はAmazonや使用頻度の低いクレジットカードを解約予定。食料品の物価は関東より長野の方が安いです。ありがたいです。
幸い、新しいお仕事も続いています。今月末締切の原稿は昨日OKをいただきました。
「生活費の縮小×お仕事の収入」で、経済的不安はやや減少。
とは言え、「退職前の想定の崩壊」「経済的不安」の「完全解消」は難しそう。それでも「ネガティブ思考による感情の混乱」に気付くことはできそうです。
◆テレビなし生活ですがTVerでドラマを見る暮らし
テレビドラマをリアルタイムで見るのは、結構な拘束だったんですね。
「テレビの時間」から自由になると、身体のリズムで寝起きの時間が決まります。
これが、とても心地よいです。
1日1食生活が継続しているのは、この影響もあると感じています。
そして、早朝に見る「大豆田とわ子と三人の元夫」も悪くないです。
早期退職から14カ月。
引っ越し・松本移住によって、落ち着きが戻ってきました。
ここからが、本当の退職生活なのかなと思います。
頭ではわかっていても、心が追いつかない。
実践しようと思っても、身体が追いつかない。
そんな混乱はありますが、ま、焦らず、騒がず、少しずつ(笑)
(文京区、夏目漱石「猫の家」のオブジェ)