55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職14カ月目の振り返り その3「心と身体がおいつかない」

 不動産購入・引っ越し・松本移住を終えました。

 落ち着いて振り返ると、焦っていた自分に気付きます。

 

やはり退職ハイにとらわれていた?

 振り返って思うのは、退職前の想定の狂い。

 例えば…

 ・旅行→新型コロナの自粛生活

 ・不動産購入→オリンピック後の状況を見てと思っていたら五輪延期

 ・無職→賃貸物件の審査・継続に制約多し

 ・生活費→年金・保険・税金関係で50~60万円かかる

 ・勉強→大学で聴講と思っていましたが…

 というわけで、思ったような早期退職生活の始まりではありませんでした。

 その思いが、不安や焦りを産んでいたようです。

 

不動産購入のメリット・デメリット

 「無職×賃貸」だと「住」に不安を抱えることになります。

 しかも家賃は「掛け捨て保険」のようなもの。

 そこで「持ち家」に切り替えました。

 「持ち家」暮らしを始めると、快適だった賃貸生活も「部屋に合わせた生活」だったことがわかります。持ち家だと「自分に合わせた部屋」にできますから。

 とは言え、「不動産探し・交渉・決断・手続き」は、なかなかしんどいもの。

 良い物件は「早い者勝ち」、イマイチな物件は「申し訳ありませんが今回は…」という日々は、結構神経を削られたかもしれません(笑)

 

受身でのんびりと暮らすこと 

 大きな買い物をしましたが、日々の生活費は縮小予定です。

 昨年は光回線、今年はNHKを解約。来年はAmazonや使用頻度の低いクレジットカードを解約予定。食料品の物価は関東より長野の方が安いです。ありがたいです。

 幸い、新しいお仕事も続いています。今月末締切の原稿は昨日OKをいただきました。

 「生活費の縮小×お仕事の収入」で、経済的不安はやや減少。

 とは言え、「退職前の想定の崩壊」「経済的不安」の「完全解消」は難しそう。それでも「ネガティブ思考による感情の混乱」に気付くことはできそうです。

 

テレビなし生活ですがTVerでドラマを見る暮らし

 テレビドラマをリアルタイムで見るのは、結構な拘束だったんですね。

 「テレビの時間」から自由になると、身体のリズムで寝起きの時間が決まります。

 これが、とても心地よいです。

 1日1食生活が継続しているのは、この影響もあると感じています。

 そして、早朝に見る「大豆田とわ子と三人の元夫」も悪くないです。

 

 早期退職から14カ月。

 引っ越し・松本移住によって、落ち着きが戻ってきました。

 ここからが、本当の退職生活なのかなと思います。

 頭ではわかっていても、心が追いつかない。

 実践しようと思っても、身体が追いつかない。 

 そんな混乱はありますが、ま、焦らず、騒がず、少しずつ(笑)

f:id:ojisann52:20210528060951j:plain

       (文京区、夏目漱石「猫の家」のオブジェ)