55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職の「デメリット」を振り返る

 早期退職して、1年1か月経過しました。

 早いと言えば早いです。ただ、早期退職前の想定の多くはハズれ、今後の生活設計の変更・建て直しが必要でした。

 

年間200万円で生活できるか…

 条件は「賃貸」「自家用車所有」「無職」「食生活は糖質制限で」。

 結論から言えば、生活費は年間200万円で十分でした。旅行にも行けます。

 200万円からはみ出るのは「税金・年金など」。これが50~60万円掛かります。

 というわけで、やはり250万円かかる…。

 これがわかったところで「持ち家」にシフトしました。👇 

ojisann5560.hatenadiary.com

 

「無職」の不便さ

 現在の賃貸を契約した時は「職業・所属」がありました。

 ただ、早期退職することを伝えると「信用会社加入=月約2000円追加」になりました。必要ですが、無駄な経費ですね。 

 で、いろいろ聞いてみると、「無職・所属なし」でこの物件の「更新」は難しいようです。各種書類には「勤務先」の欄があります。早期退職すると、これがプレッシャーになります(笑)。空欄の場合必ず聞かれるのは…

 ・早期退職前の職業、年収

 ・現在の貯蓄額

 ・ローンか、現金一括か

 私の場合、早期退職前の職業は「民間企業の非正規社員」になります。

 これだと、露骨に○○でしたので、その前の「公務員」にすると、露骨に対応が変わりました。(それもどうかと思いますが…)

 

報道に毒されやすい…

 4~5月頃、午前中の「ワイドショー」を見て、結構驚きました。

 あくまで個人的な感想ですが、それは本当なのか、情報源は正確なのか、論点はそれでいいのか…などの疑問は多かったです。もちろん、すべてがそうではありません。適切な報道もあります。

 しかし、「平日の午前中の視聴者」を考えると「テレビで言っていたから」で信じる人が多いような気がします。番組としては「対立軸の設定×個性的なコメンテーター」で盛り上がると思います。しかし…、というわけで見なくなりました。

 仕事を離れると現場情報が入らず、人との会話が減るとテレビの言うことを信じやすくなります。いわゆる「ファクトチェック」なしの暮らしになるんですね。

 TVなし生活にシフトしたのは、この経験が大きいです。

 

貯蓄が減っていく不安とストレス

 早期退職するくらいですから、年金支給前後も状況を含めて、計算はしています。一応、大丈夫なはずなんです、計算上は(笑)。

 ただ、「入金がない」「支出のみ」というのは、不安とストレスになります。

 早期退職の準備を始めて以来、預金は「増えるだけ」でしたが、これが「減るだけ」になるわけです。やはり、何か「収入」があると安心です。

 投資でも、ブログ収益化でも、何か「稼ぎ」「収入」があると、心の余裕が違います。金額の多寡は関係ないです。数千円でも稼ぎがあるないとでは大きく違いますね。

 

時間を戻せるなら、以下の準備をします

 1,持ち家の購入

 2,NISAなどの購入

 3,副業の確保(ブログなどの収益化でも良い)

 4,ファイナンシャルプランナー、年金アドバイザーの資格取得

 特に「副業」は、早期退職後も「副業」のままで良いのです。それだけで精神安定剤になります。私の場合は、この4つを「退職後の1年」でスタートしました。

 この4つが、早期退職の「自助」と思う今日この頃です。

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              (京都、高台寺です)