早期退職して、1年1か月経過しました。
早いと言えば早いです。ただ、早期退職前の想定の多くはハズれ、今後の生活設計の変更・建て直しが必要でした。
◆年間200万円で生活できるか…
条件は「賃貸」「自家用車所有」「無職」「食生活は糖質制限で」。
結論から言えば、生活費は年間200万円で十分でした。旅行にも行けます。
200万円からはみ出るのは「税金・年金など」。これが50~60万円掛かります。
というわけで、やはり250万円かかる…。
これがわかったところで「持ち家」にシフトしました。👇
ojisann5560.hatenadiary.com
◆「無職」の不便さ
現在の賃貸を契約した時は「職業・所属」がありました。
ただ、早期退職することを伝えると「信用会社加入=月約2000円追加」になりました。必要ですが、無駄な経費ですね。
で、いろいろ聞いてみると、「無職・所属なし」でこの物件の「更新」は難しいようです。各種書類には「勤務先」の欄があります。早期退職すると、これがプレッシャーになります(笑)。空欄の場合必ず聞かれるのは…
・早期退職前の職業、年収
・現在の貯蓄額
・ローンか、現金一括か
私の場合、早期退職前の職業は「民間企業の非正規社員」になります。
これだと、露骨に○○でしたので、その前の「公務員」にすると、露骨に対応が変わりました。(それもどうかと思いますが…)
◆報道に毒されやすい…
4~5月頃、午前中の「ワイドショー」を見て、結構驚きました。
あくまで個人的な感想ですが、それは本当なのか、情報源は正確なのか、論点はそれでいいのか…などの疑問は多かったです。もちろん、すべてがそうではありません。適切な報道もあります。
しかし、「平日の午前中の視聴者」を考えると「テレビで言っていたから」で信じる人が多いような気がします。番組としては「対立軸の設定×個性的なコメンテーター」で盛り上がると思います。しかし…、というわけで見なくなりました。
仕事を離れると現場情報が入らず、人との会話が減るとテレビの言うことを信じやすくなります。いわゆる「ファクトチェック」なしの暮らしになるんですね。
TVなし生活にシフトしたのは、この経験が大きいです。
◆貯蓄が減っていく不安とストレス
早期退職するくらいですから、年金支給前後も状況を含めて、計算はしています。一応、大丈夫なはずなんです、計算上は(笑)。
ただ、「入金がない」「支出のみ」というのは、不安とストレスになります。
早期退職の準備を始めて以来、預金は「増えるだけ」でしたが、これが「減るだけ」になるわけです。やはり、何か「収入」があると安心です。
投資でも、ブログ収益化でも、何か「稼ぎ」「収入」があると、心の余裕が違います。金額の多寡は関係ないです。数千円でも稼ぎがあるないとでは大きく違いますね。
◆時間を戻せるなら、以下の準備をします
1,持ち家の購入
2,NISAなどの購入
3,副業の確保(ブログなどの収益化でも良い)
4,ファイナンシャルプランナー、年金アドバイザーの資格取得
特に「副業」は、早期退職後も「副業」のままで良いのです。それだけで精神安定剤になります。私の場合は、この4つを「退職後の1年」でスタートしました。
この4つが、早期退職の「自助」と思う今日この頃です。

(京都、高台寺です)