今回の不動産購入、移住転居で学んだことはいろいろあります。
中でも大きいのは「小さなストレスを我慢しないこと」です。
◆節約生活のワナ
節約の実践には「我慢」が伴います。
利便性をお金で買わず、手間暇を惜しまず、工夫で乗り切るってことですね。
工夫を伴う節約には楽しみや合理性があります。しかし、工夫がなければ「我慢」という精神論になります。
人間、大きな我慢は解決しようとしますが、小さな我慢は放置しがち。
しかも小さな我慢を、我慢で解決しようとします。これがいかんのです(笑)
小さな我慢の蓄積は、早期退職生活のゲシュタルト崩壊を招きます。
◆マンションのリフォームで気付いたこと
「その1」で書いたとおり、この物件「最悪で最高の部屋」です。
当初は「和室→フローリング」「バスルーム→入れ替え」「窓→断熱仕様」という大きなリフォームを考えていました。しかし、これが想定より高額で…方向転換が必要でした。
そこで、細部にこだわってみました。
賃貸生活では我慢していたこと、節約生活だからと諦めていたこと、いろんな物件を見て「いいな」と思ったこと、そういう小さな贅沢の実現です。
◆小さな贅沢を惜しまない
小さなストレスの解消を言い換えれば、小さな贅沢を惜しまないですね。
例えば、電気スイッチは、すべて下のタイプに交換しました。楽!

キッチンの蛇口はこのタイプ。「浄水器+シャワー+伸びる機能」の一体型です。
これで、水の購入は不要になり、シンクの清掃もはかどります。

ガスコンロはIT調理器にしました。
ちなみに、IT調理器は「15,000円」出せばあります。これを「ガスコンロの上」に置いても十分。しかし、固定できませんし、掃除の手間は解消されません。
やはり、蛇口同様に「ビルトイン」が理想。
費用は10倍になりますけど、日々の小さなストレスから解放されることを優先しました。
◆まとめ
他の部分でも「細かいリフォーム」を優先しました。
そのため、寝室は畳のままとか、いろいろ残念なポイントはあります。
でも、小さなストレスがないです。
今後の日常生活は、「小さなストレスを我慢しない」「小さな贅沢を惜しまない」「工夫を楽しむ」というマインドセットでと思います。