テーマ「新型コロナの日々に」
ここ数日のブログを読み返すと、イライラしている自分に気付きます。
メンタルが荒れている原因は、昔の記憶がよみがえったからでしょう。
いわば「思い出し怒り」ですね。申し訳ないです。
◆目次
携帯電話料金の値下げに感じること
◆携帯料金の値下げの目的は何か?
昇進した上司が、新しい職場で最初にやるのは結果を出して支持を得ること。
例えば、懸案事項の中から短期間でできそうなことを一つ取り出して、自分の成果にする。
小さくても「結果」を一つ出すことで、支持・人気を得る。
携帯電話料金の値下げは、懸案事項の一つ。国民からの支持・人気を得やすい。短期間でできる。通信制度への牽制にもなる。そんな感じでしょうか。
◆通信業界の事情
5Gがスタートしましたが、研究は6~7Gと進んでいるはずです。
通信技術の進化は、人口減少に伴う社会課題をテクノロジーで解決するため、今後の社会インフラとして、そして日本が世界で生き残るための重要な技術です。
携帯料金の値下げはありがたいのですが、それによって企業の収入減~研究費の削減となると、国家的損失を招きます。
イライラの原因は
◆昭和と変わらない政治的手法
携帯料金の値下げで国民の支持を取り付けたら、本来の目標達成に動く。
これは、昭和の手法。平時の価値観。
「富国強兵」「立身出世」が国家の指針、美徳だった頃の価値観。
ところで今の政府の目標は何でしょうかね(笑)
◆コロナ対策は「手段」か「目的」か
世論的には、オリンピック実施が「目的」で、コロナ対策はそのための「手段」。
緊急事態宣言が出てもどこかで「冷めた空気感」が漂うのはそのせいでしょうか?
手段と目的をはき違えるな…はよく言われる言葉ですけど(笑)
もう一つのイライラの原因は
◆単純な二分法で対立の図式を作る報道
二分法はわかりやすいのですが、対立・分断・混乱を招くという副作用があります。
経済か感染対策か、PCR検査をするかしないか、オリンピック開催か中止か…という整理はその通りです。
しかし、「ではどちらですか?」からの多数決は、解決を産みません。
現状は、ここで思考停止しています。
◆解決思考の提示はないのか?
解決思考を持つ人は、独自の行動を始めています。
自分の生活を守る、仕事を守る、雇用を守る、困った人を支援する…。
つまり、「公」の不手際を「私」がフォローしているんですね(笑)
本来「私」ではできないことを「公」が行うんですけどね…。
まとめ(現場を離れた人間のたわごとです。すいません)
1,昭和の手法、平時の価値観で動いている印象を受ける場面がある
2,単純な二分法からの多数決で正解を求める手法は、対立・分断を生む
3,感染終息を目的とする「解決的論点」が提示されていない(ように感じる)
4,密を避け、換気・マスク・手洗いを習慣にするしか対策はないかも…。
(冬の越後湯沢です)