テーマ「新型コロナの日々に」
早期退職後、心身の状況は浮き沈みが激しく不安定でした。
しかし、9月頃から徐々に安定してきました。
社会状況的には申し訳ない表現になりますが、今は引きこもり生活に幸福を感じることもあります。
「引きこもる生活の幸福」は、現役時代に夢見た「理想の早期退職」の具現化かもしれません。
◆目次
理想の人物像を演じる、周囲の期待に応える必要がない
◆社会で理想とされる人物像から解放される
よくある理想の人物像とは、社交性が高く、コミュニケーション能力に長け、適応能力があり、公私を使い分けつつも滅私奉公できる人でしょう。
この理想像を「先天的に持っている人」「演じることの方が楽な人」にとって、会社や学校などの「組織の一員」でいることが自然だと思います。
一方、この理想像を「必死になって演じる人」にとって、「組織の一員」であることは、それだけでとても疲れるのです。
◆早期退職すると
理想像を演じる必要はなくなります。
少なくとも「演じる時間」は短くなります。
社会の一般常識と道徳の範囲内で生活できればOK。
所属する組織や人間関係のルールに拘束・攻撃・評価されることはありません。
自宅でもできることが増えた
◆自宅でできること
以下のことは、外出、通学・通勤しないとできないことでした。
しかし、ネットの活用によって、自宅でも可能になってきました。
・働く (チームでも、個人でも可能)
・稼ぐ (それなりのハードルはありますが…)
・学ぶ (オンライン講座で学べる)
・楽しむ (映画、コンサートなどもオンライン化している)
・人と会う(ZOOMなどを活用)
◆信頼関係の構築の変化
リモートで大切なのは、時間・期限・〆切の厳守(当たり前ですが)。
これが「信頼」、つまり「次の仕事」を左右します。
また、PC/ネット、プログラミング/動画作成などのスキルが「標準装備」になります
ゴルフや宴席での接待よりも、ポートフォリオの充実、音声言語より文章表現が信頼構築のベースになるでしょう。
引きこもりを新しいライフスタイルに
◆引きこもりという言葉のイメージは良くないが…
自宅でできることは、仕事でも学習でもたくさんありました。
現在は、そういう学校、職業、働き方、学び方が市民権を得つつあります。
思い切って「在宅×リモートの学び」「在宅×リモートの働き」にシフトしても良い人は多いのではないでしょうか。
◆この幸福感はどこからくるのか?
「在宅×リモート」で学ぶこと、働くことにはリスクがあります。
しかし、組織の抑圧、異なる価値観からの攻撃を受けることはありません。
身体の生理にあわせた起床・食事・就寝という暮らしは、心が安らぎます。
そう考えると、地方移住しなくても、在宅でも幸福を得ることは可能ですね(笑)
まとめ(引きこもる暮らしのメリット)
1、演じる苦痛から遠ざかることができる
2、組織の抑圧、異なる価値観からの攻撃を受けることがなくなる
3、学びも仕事も、自宅でできる(一定の環境とスキルは必要ですが)
4、1~3の実現で、幸福度が高まることがある!
(雪の青森駅付近です)