55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

引きこもりという幸福

テーマ「新型コロナの日々に」

 早期退職後、心身の状況は浮き沈みが激しく不安定でした。

 しかし、9月頃から徐々に安定してきました。

 社会状況的には申し訳ない表現になりますが、今は引きこもり生活に幸福を感じることもあります。

 「引きこもる生活の幸福」は、現役時代に夢見た「理想の早期退職」の具現化かもしれません。

◆目次

理想の人物像を演じる、周囲の期待に応える必要がない

社会で理想とされる人物像から解放される

 よくある理想の人物像とは、社交性が高く、コミュニケーション能力に長け、適応能力があり、公私を使い分けつつも滅私奉公できる人でしょう。

 この理想像を「先天的に持っている人」「演じることの方が楽な人」にとって、会社や学校などの「組織の一員」でいることが自然だと思います。

 一方、この理想像を「必死になって演じる人」にとって、「組織の一員」であることは、それだけでとても疲れるのです。

 

早期退職すると

 理想像を演じる必要はなくなります。

 少なくとも「演じる時間」は短くなります。

 社会の一般常識と道徳の範囲内で生活できればOK。

 所属する組織や人間関係のルールに拘束・攻撃・評価されることはありません。 

 

自宅でもできることが増えた

自宅でできること

 以下のことは、外出、通学・通勤しないとできないことでした。

 しかし、ネットの活用によって、自宅でも可能になってきました。

 ・働く  (チームでも、個人でも可能)

 ・稼ぐ  (それなりのハードルはありますが…)

 ・学ぶ  (オンライン講座で学べる)

 ・楽しむ (映画、コンサートなどもオンライン化している)

 ・人と会う(ZOOMなどを活用)

 

信頼関係の構築の変化

 リモートで大切なのは、時間・期限・〆切の厳守(当たり前ですが)。

 これが「信頼」、つまり「次の仕事」を左右します。

 また、PC/ネット、プログラミング/動画作成などのスキルが「標準装備」になります

 ゴルフや宴席での接待よりも、ポートフォリオの充実、音声言語より文章表現が信頼構築のベースになるでしょう。

  

引きこもりを新しいライフスタイルに

引きこもりという言葉のイメージは良くないが…

 自宅でできることは、仕事でも学習でもたくさんありました。

 現在は、そういう学校、職業、働き方、学び方が市民権を得つつあります。

 思い切って「在宅×リモートの学び」「在宅×リモートの働き」にシフトしても良い人は多いのではないでしょうか。

 

この幸福感はどこからくるのか

 「在宅×リモート」で学ぶこと、働くことにはリスクがあります。

 しかし、組織の抑圧、異なる価値観からの攻撃を受けることはありません。

 身体の生理にあわせた起床・食事・就寝という暮らしは、心が安らぎます。

 そう考えると、地方移住しなくても、在宅でも幸福を得ることは可能ですね(笑)

 

まとめ(引きこもる暮らしのメリット)

 1、演じる苦痛から遠ざかることができる

 2、組織の抑圧、異なる価値観からの攻撃を受けることがなくなる

 3、学びも仕事も、自宅でできる(一定の環境とスキルは必要ですが)

 4、1~3の実現で、幸福度が高まることがある!

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            (雪の青森駅付近です)