テーマ「新型コロナの日々に」
先日、マンション契約のために長野県松本市まで往復しました。
契約日が新型コロナ拡大期に掛かってしまったので、とにかく予防に務めました。
ちなみに、最後に公共交通機関を利用したのは3月31日。
世間から遠ざかっている人間が、コロナ以降の世間を初めて体感しました。
◆目次
感染拡大予防のために実践したこと
◆人々の日常生活の動線と重ならないこと
移動は早朝の列車で。ホテルには夕方前に入る。夕食はホテルの部屋で。
カフェは地元の個人経営の店ではなくチェーン店でなどを意識しました。
効果の高い「不織布マスク」も着用しています。
◆失敗だったこと
早朝の移動は、人々の動線と思いっきり重なりました。
自宅から始発バスで最寄駅まで向かい、新幹線で東京駅を目指しましたが、どちらも満席。勤め人だけでなく、高校生がとても多かったです。
地方都市から近郊の主要都市、都内に新幹線通学する高校生がこんなに多いとは思いませんでした(みんな車内で勉強していました)。
恐いと感じた瞬間
◆新幹線、在来特急の車内は空いている
朝を除けば、新幹線や在来特急には1両には10人くらいしか乗車していません。
終点で降車しようとすると、車内には1人なんてこともあります。
サラリーマンや、予備校講師と思われる方が一人で移動中。
旅慣れていて、感染予防も日常になっている方々ですね。
◆4~10人程度のグループ旅行がちょっと…
なぜ自由席に8人固まって座る!
10人も乗車していない自由席で、なぜ私の真後ろに座る!
おしゃべりを楽しむならば、マスクをしよう、鼻も塞ごう!
くしゃみや咳をする時にマスクを外しては意味がないぞ!
というわけで、別の車両に移動しました。
◆ホテルの状況は
ビジネスホテルの有名チェーンを利用しました。
感染予防は工夫されていましたし、利用者も、工事関係者、出張と思われるサラリーマンが中心。つまりは「慣れた人」が多く、安心できる状況でした。
一方で、普段ならビジネスホテルを使わないであろう観光目的の方々は、チェックインや朝食バイキングなどで戸惑うこと、慣れないことが多いようで…。
ビジネスホテルのフロントは仲居さんではないです。観光ホテル・旅館のようなサービスを求めても難しいと思うのですが…。
いろいろ感じたこと
◆2泊3日朝夕食付5000円
松本市で2泊しました。Go to Travelの恩恵はあります。
「go to割引+Tポイント利用」で、2泊朝食付きで5,000円。
これに地域共通クーポンがそれぞれ1,000円付きますので、これで夕食。
つまり、2泊3日朝夕食付5,000円です(カプセルホテルの価格ですね笑)
◆あったはずのお店がなくなっている…
道中、久しぶりに寄ってみようと思っていたお店の多くは休業、廃業していました。
特に某肉屋さんのメンチカツ、チキンカツを楽しみにしていたのですが…
「新型コロナの影響により」という一文が目に刺さりました。
◆不動産契約は対面・捺印が必要
説明はZOOMなどで可能ですが、契約となるとそうはいきません。
売却者・購入者・仲介者には信頼関係が必要。しかし今回の場合、特に私の身分保障がないのです。
電子契約やリモートが進んでも、その前提に必要な関係性の構築には対面が必要。
この解決、考え続けてみようと思います。
まとめ(久しぶりの公共交通機関利用で)
1、旅行者の朝はゆっくりで(朝は通勤・通学優先で)
2、危険を感じる瞬間・人・場所はある(すぐに離れる、手を洗う)
3、リモート時代の人間関係・信頼構築の工夫が必要(宿題)
4、地元の人の生活圏を犯さないことを心掛ける(移動者の法則)
感染は「接触人数×接触時間」に比例すると言われます。
旅行者は、地域の人々の日常の中に入ってくるイレギュラーな存在です。
地域の人々の日常に重ならない時間・場所を選び、予防マナーを守ってと改めて思いますが…goto~でお出掛けを促進することには、メリットとリスクが同居します。
つまりタイミングが大事だと思いますが、アクセルとブレーキを踏み間違えるのは、自動車の運転ばかりではないというのが正直なところ(以下自粛…)。
(明石城公園です)