テーマ「地方移住」
地方移住にも種類があります。
田舎暮らしだけが、地方移住ではありません。
👇は「田舎暮らし」で書いた前回の記事。
ojisann5560.hatenadiary.com
今回は、私のような「東京出身の人間」の地方移住がテーマ。
「都会脱出」をお考えなら「地方都市」への移住がお勧めです。
◆目次
生活利便性を維持しつつ、田舎の雰囲気も味わいたいなら
◆「地方都市」への移住がオススメ
海の見える場所、山の中で暮らしたいと私も思いました。
でも、薪を割る体力はなく、海が見えても泳ぐこと、山に登るつもりはありません。
ついでに虫も無理。自然豊かな田舎暮らしのハードルを下げたいのです。
であれば、「地方都市」を選択すればいいのです。
◆移住先の選択で大切なのは「マッチング」。
私は、基本インドア派。求めることは2つ。
温泉と蕎麦があって、四季の変化を味わいつつコーヒーが飲めること
本、音楽、学びを大切にする街であることです。
東京起点で地方都市を選ぶ時考えたのは…
◆例を挙げると…
1、東北→仙台市、盛岡市、郡山市、福島市
2、信州→長野市、松本市、軽井沢、
3、新潟→南魚沼市、越後湯沢
政令指定都市、県庁所在地(準じる街も)などになります。
(いずれも、蕎麦・温泉、四季の変化という条件を満たします)
◆生活利便性を考えるとマンションが楽。
雪かき、落ち葉清掃などが不要で、災害に強いです。
物件探しでは「マンションの新築計画がある街」で探してみるのもいいと思います。
新しいマンションが建つということは、全体に新しい物件が多く、街の体力もあるということです。
◆駅・役所(県庁・市役所)、大きな病院、大学の近くに住む【重要】
地下鉄・バスなどの公共交通機関が必ず経由するので利便性が高い!
災害時のインフラ復旧も早い。
◆東京日帰りが「自由」なこと
沖縄定住に踏み切れなかった理由の一つ。
那覇市内に住んでいましたから、朝自宅を出れば昼には都内。距離はあっても、時間的に東京日帰りに問題はありません。
しかし、飛行機移動なので、早割なら片道7,000円で済みますが、「来週のイベントに!」となると、往復で数万円になります。思い付いた時に、ふらっと旅に出れないんですね。
つまり、飛行機移動には価格的な不自由さがあるのです。
やはり新幹線か在来特急、高速バスで東京とつながっているのが便利です。
地方都市の魅力
◆車なし生活も可能
カーシェアやレンタル自転車を利用することで自家用車なしの暮らしも可能です。
拠点は、「駅・役所の近く」に多いです。
◆おいしいパン屋や地酒があったりする
これで移住先を決める人もいます。
私が東北を離れる時、最後まで悩んだのは「蕎麦・魚・焼肉・パン・牡蠣・あわび」との別れでした。
徒歩でパン屋に行き、焼き立ての食パンを買う生活は、地方都市だから可能なんですね…。
◆大学に医学部を持つ街だと医療レベルも高い
私の友人が、スキルス性の癌になりました。
仙台勤務だったの東北大学病院へ。そこで手術・治療を受け、今でも元気です。
ちなみに、東京だったら病院に空きがなく、すぐに手術できなかったとのこと。
地方都市なので、大学病院がすぐに受け入れてくれて助かったのです。
まとめ(東京からの脱出を考えているなら)
◆生活利便性を維持したままの地方移住は可能
・政令指定都市、県庁所在地、それに準じる市のマンション暮らしがお勧め
・雪かき、草刈りは不要。災害にも強い。
◆駅、役所、大きな病院の近くの物件を選ぶと利便性が高い
・バスなどの利用+カーシェアがあれば、自家用車なしでも暮らせる
・災害時のインフラ復旧が早い
◆自然の近くにも、東京にもふらっと出掛けることができる
・車でも、バスでも鉄道でも、思い付いた時ふらっとお出掛けが可能
・自然、温泉、山・海・スキーがすべて日帰り
◆おいしい
・徒歩圏に美味しい店、道の駅で新鮮野菜購入可能。
・水がきれいな街は、地酒やコーヒーが美味しい
というわけです。
アトピーや喘息が治った、野菜嫌いの子供が野菜を食べるようになったなどの話もあります。Amazonも早ければ翌日配達が可能。
東北時代感動したのは、雫石や安比高原スキー場が、朝7時起きで日帰り×温泉付きだったこと。もう東京には戻らないと最初に思った瞬間。
強いて不便さをあげるなら、テレビ東京が映らなくなることかも(笑)
(松本駅前のホテルからの北アルプス)