テーマ「鶏むね肉の手抜き調理」
スーパーでもっと安価な肉は、鶏むね肉。
グラム単価が「37円」、1パック2枚×600gを超えても、お値段は300円を切るという、財布にも糖質制限にもありがたい存在。疲労回復など栄養・健康面の効果もあると言われています。ただし、調理がうまくいかないとパッサパサになるのが課題。
試行錯誤の結果、こんなレシピができあがりました。
◆目次
鶏むね肉をかたまりのまま焼く
私の場合、買い出し後に冷凍庫で保存し、夕食で使う場合、朝、冷蔵室に移動して解凍します。
とは言え、完全に解凍できていない、或いは凍ったまま調理にかかる時もあります。
それでも、以下の方法だと大丈夫でした。
手順
⓪お好みで、肉の下ごしらえをする
①フライパンに肉を置き、弱火で30分放置する
・フタはしない
・火力は弱火(IHの場合10段階で2~3)
・皮目を下にして、皮目の方から焼く
◆こんな感じです。ちなみに油もひいていません。
②30分経ったら裏返して、15~30分放置する
・フタはしない
・火力は弱火を維持
・「②」の時間は、肉の厚さ・解凍状況による
◆弱火×30分でひっくり返すと、こんな焼き目に。
③完成
・はまった時は、ナイフを入れると肉汁がジュワっときます。
試行錯誤した点(コツ)
・フライパンに肉を置いたら、触らない、動かさない。
・フタをすると肉が縮み、パサパサになるので、フタは不要。
・裏返した後の時間設定は、肉の厚さや解凍状況による。
ちなみに、無解凍で焼いた時は「30分×30分」で完全に火が通りました。
応用編
・鶏のモモ肉、角煮にするような豚のかたまり肉、ステーキ肉なども同様
・「厚さのあるかたまり肉」の場合「フタなし×弱火×表30分」は共通
・あとは「裏返してからの時間」を調整すれば、同じ手順で可能
・牛肉をレアっぽくしたい時は裏返したら「火を止めて×余熱で×10分」でOK。
今までの失敗
①強火で外側を焼き、フタをして中に火を通す
→パサパサになりやすい
②鍋に胸肉を入れて水から火を入れ、沸騰する前に火を止めて余熱で中まで火を通す
→結構縮む
③フタをするとフライパンに水分が溜まり「焼く」より「煮る」に近くなる
◆今回の手順では、こうした現象がすべて解決しました。
肉と部下は、手を掛けない方が良く育つ…
というわけで、時間をかけても手は掛けず、簡単に美味しくできる調理を試行錯誤中です。
スローライフならぬ、スロークックですね。
次は、魚です(笑)