55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職せずサラリーマン人生をまっとうするには

 

テーマ「澤村投手のトレードに思うこと」

 12球団あるプロ野球の世界でも、巨人軍のドラフト1位というのは、やはり特別だそうです。その巨人軍ドラフト1位の澤村投手が、交換トレードで巨人を離れることに。 

 思うのは「これを機に、投球スタイルを変えて、長くプロ野球選手でいて欲しい」ということ。「ストレート・理想・こだわり」で通用するのは若手時代のみ。どこかで自分を変えないと、そのまま終わってしまうのは「プロ野球選手」も「サラリーマン」も同じなのです。

 ◆目次

 

自分がもう若くないと気付く時

 

 若き日は「速球」でならしたピッチャーも、それだけでは通用しなくなる日がきます。

 「このままではいけない」…それがわかっても、自分の投球スタイルにこだわり続ける選手の引退は早めです(こだわりの美学は嫌いではありませんが…)。

 一方、投球スタイルを変えることで寿命を延ばす選手もいます。速球だけでは打ち取れない、速球を活かすために変化球を効果的に使わなければならない、球種が増えれば投球術も必要…ということなのでしょうか。

 いずれ、心は若くても身体がついてこない、心身ともに若いつもりでも価値観が古くなっている、気が付けば最年長…つまり「もう若くないと気付く時」がきます。その時、定年まで働くサラリーマンなら「お仕事のスタイル」を変える必要があります。

 

若くないと気付いたら

 

 まず、仕事が「勤務時間内」に収まるタイムマネジメントが大切だと思います。

 自分の残業時間を減らしましょう。食事に誘うのを辞めましょう。仕事は部下に任せましょう。仕事を任せることがまだ難しいなら部下の考え方・やり方を尊重しましょう。自分が先頭にとか、自分のやり方で…という発想から離れることですね。そして「サーバント・リーダーとしてのあり方」を模索する日々になります。「やり方」から「あり方」への転換とも言えます。

 これ、とても不安です。そもそも「サーバント・リーダシップ」を評価してくれる仕組みあるかどうか…。理解してくれる上司も多いとは言えませんし、依存心の強い部下が不満を表明することもあります。「あり方」への転換も、身近にモデルとなる人がいれば良いのですが…。

 

仕事のことは部下から学ぶ時代

 

 50代以上は「上司・先輩」から学んできた世代です。

しかし、その継承を下の世代に強いる時代ではないようです。

 今は「部下」から学ぶ時代と思った方が良いでしょう。若者の方が、時代や価値観、正義や倫理の感覚が優れています。それだけでなく、大学できちんと学んできた部下なら、専門性・問題解決・プレゼンテーション能力などが高く、人脈とICTを駆使して創造的に仕事を進めていきます。年寄りには理解できないことも多いですが(笑)、教えを請うて学びを進めた方がと思います。

 

定年を全うすることが難しい時代になっていく??

 

 政府は働く期間を伸ばそうとしていますが、企業は早く辞めて欲しいと思っています(笑)。

 そもそも会社の仕組み・給与制度は長く働けるものになっていないです(笑)。そんな逆境の中でも楽しく働き続けるには、どこかで自分のスタイルを変えることが必要。中には大学・大学院で学び直す人もいます。

そう考えると、人生のリタイアまでに「自分を変える」「環境を変える」「お金を貯める」が必要ですね。すべて実践できれば、定年まで楽しく働くことができると思います。

 

 

自己を振り返ると、早期退職したのは「〇お金を貯める」「×自分を変える」の結果と考えることもできます。

反省ですね。

そして、澤村投手には、新しい球団で長く活躍することを願ってやみません。