55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

肉を美味しく焼くにはどうしたらいいのか

テーマ「手抜き調理でお肉をおいしく」

 「美味しんぼ」の連載スタートは1983年(昭和58年)。リアルタイムで読んでいた世代なので、結構影響を受けました。「ステーキ」などの「かたまり肉の魅力」を知ったのはこの作品から。今でも、無性に「ステーキ」「スペアリブ」が食べたくなる時があります。そんな私にとって沖縄時代は天国でした…「ソーキ」「ラフティー」「てびち」「チキンの天ぷら・唐揚げ」三昧の日々でしたから(遠い目)。

 ただ「かたまり肉」は外食だと結構なお値段になります。自分で作りたいですね。

 

◆目次

一般的なセオリーでは上手くいかない時も…

◆強火で外側を焼いて肉汁を閉じ込める

 これが「一般的なセオリー」だと思います。

 ただ、意外と難しい方法でもあります。外側を焼いたあと、内側まで火を通すための火力・時間にコツがあるようで、失敗すると「焦げる」「ぱさぱさになる」「肉が縮む」などの悲劇に見舞われます。

 

◆肉をおいしくするためには「余分な油」を落とすことが大事

 これ「美味しんぼ」の言葉。確かにそのとおり。

 でも「外側を焼いて肉汁を閉じ込める」と、「余分な油」を落とすのは難しいような気が…。

 

料理下手の失敗パターン

◆「火を入れることで肉が縮む」

 これは「焼く以外の方法」でも同じこと。例えば

 ①鍋に「水」と「鳥の胸肉」を入れる

 ②蓋をして中火で煮る

 ③沸騰直前に火を止めて放置(余熱の利用)

 ④20分くらいで完成(サラダチキンなどでどうぞ)

 という方法があります。同じことは電子レンジでも可能です。ただし縮みます。味が抜けてしまうのです。

 「焼く前」に筋切りをしたり、粉を振ったりしても同様。下ごしらえの問題ではなく、やはり焼き方なんですね。

 

最近の焼き方

◆「弱火で30分以上かけてじっくり火を通す」

 美味しんぼ的セオリー」の全く逆です。

 ただ、肉が縮みません。はまると「ふっくら」します。

 

◆鳥の胸肉を例にするとこんな感じ 

 ①フライパンに胸肉を置く

 ②弱火で焼く 

 ・我が家はビルトインの「IH」です。

 「保温~1~9の10段階」の「2」で焼きます。

 ③そのまま30分放置する

 ・鶏肉でも豚の三枚肉でも「皮側」から焼きます。

 ・放置なので、肉には一切触れません

 ④30分放置したらひっくり返す

 ・反対側を焼きます。火力はそのまま。時間は約10分。

 ・肉が薄めの時や、火の通りが良い時は、火を止めて「余熱」でもOK。

 ⑤完成

 ・ここまでの行程、原則として「フタ」はしません。

 ・上手くいった時は「ジューシー」かつ「ふっくら」仕上がります。

 

◆下は「豚バラのかたまり肉」をフライパンにおいて5分後の状況

 余分な油が熱で溶けて出てきたところです。

f:id:ojisann52:20200902164412j:plain

◆30分火を通してひっくり返すとこんな焼き目がついています

f:id:ojisann52:20200902164045j:plain

 ・縦横は多少縮んでいますが、全体には肉が膨らんで高さが増しています。 

まとめ

 ①原型に近いサイズで完成する

 ・正確には多少縮んではいるでしょうけど、違和感はありません。

 ②調理が楽

 ・ひっくり返す以外、肉にさわらないので、タイマー掛けて待つだけ。

 ③食後のもたれが少ない

 ・食べている時も「脂っこさ」を感じません。

 

 合言葉は「放置してても肉は育つ」です。

 パサパサになりがちな鶏胸肉をジューシーに頂けるのが一番。

 良い意味での手抜き料理で、健康と節約とを楽しみたいと思います。