55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

IT調理器は水道光熱費の節約になるのか?

 

ガスより、IH調理器派です

 最近10年、東京・沖縄・関東で暮らしました。

 そこでは家具家電付き賃貸を選択しました。で、偶然とは思いますが、すべて「IT調理器」物件でした。オール電化ではありません。給湯はガスです。

 何が楽かと言えば、掃除が楽。家事量が圧倒的に減ります。拭くだけ。

 あと、煮物がおいしい。肉も「コールドスタート」でじっくり焼くことができるので、放ったらかし料理が可能。

 ちなみに、現在の自宅は、引っ越し前に「IT調理器にリフォーム」しました。

 問題は、電気代です。

 

IH調理器は節約になるのか??

 結論から言えば、こういことみたいです。

 ①都市ガス物件   IH調理器(電気代)の方がかかる。

 ②プロパンガス物件 IH調理器(電気代)の方がかからない。

 もちろん、自炊率や自治体・業者にもよることはご了解ください。

 私の場合、関東エリアのプロパンから、松本市の都市ガスになって、ガス代は半分程度になっています。

 ということは、水道光熱費をトータルで考えた場合、「都市ガスエリアで暮らしているにも関わらず、IH調理器にリフォーム」した私は、そのことで、損をしているというか、お金がかかっているというになります。しかも、自炊率が高いですから。

 

IH調理器での電気代節約を試みる

 私の場合、火力は「1~9」で調整できます。「9」にすると、ガス並みの火力ですが、電気代が跳ね上がります。逆に、「1~3」だと、あまり電気代がかかっていません。このあたりに「電気使用量の段階差」があるようです。

 で、電気代節約レシピはこんな感じ。

 ①火力を「2」に設定。

 ②鳥のモモ肉をフライパンに置く

 ③片面25分ずつ焼く(この間放置)

 一般的なレシピである「火力をもっとあげて10分ずつ焼く」だと、電気使用量が跳ね上がりますし、手もかかります。しかし、上のレシピだと、時間はかかりますが、「電気代と手間の節約」になります。

 というみみっちい話。いわゆる100円単位の削減シリーズ。

 

さらなる電気代節約には

 「熱伝導率のよい器具を使う」かもしれません。

 ケトルは、ちょっといいものを持っていて、これだとあっという間に沸くのです。

 しかし、フライパンは安物。もちろん、まだまだ使えるのですが、今後機会があれば、もう少し良いヤツをと思います。よく「ITは火力が弱い」と言われますが、それは「調理器具の問題」かもしれませんね。

 

 前のマンションも、今のマンションも、過去にキッチンからの出火があって、長く暮らしている方はみんな気にしています。いずれもガス物件。その中でITにリフォームしたのは、「家事の楽さ」もありますが、「ここで年を取っていくこと」を考えたから。

 「早期退職×老後の暮らし」では、リスク回避も重要ですね。