
◆ガスより、IH調理器派です
最近10年、東京・沖縄・関東で暮らしました。
そこでは家具家電付き賃貸を選択しました。で、偶然とは思いますが、すべて「IT調理器」物件でした。オール電化ではありません。給湯はガスです。
何が楽かと言えば、掃除が楽。家事量が圧倒的に減ります。拭くだけ。
あと、煮物がおいしい。肉も「コールドスタート」でじっくり焼くことができるので、放ったらかし料理が可能。
ちなみに、現在の自宅は、引っ越し前に「IT調理器にリフォーム」しました。
問題は、電気代です。
◆IH調理器は節約になるのか??
結論から言えば、こういことみたいです。
①都市ガス物件 IH調理器(電気代)の方がかかる。
②プロパンガス物件 IH調理器(電気代)の方がかからない。
もちろん、自炊率や自治体・業者にもよることはご了解ください。
私の場合、関東エリアのプロパンから、松本市の都市ガスになって、ガス代は半分程度になっています。
ということは、水道光熱費をトータルで考えた場合、「都市ガスエリアで暮らしているにも関わらず、IH調理器にリフォーム」した私は、そのことで、損をしているというか、お金がかかっているというになります。しかも、自炊率が高いですから。
◆IH調理器での電気代節約を試みる
私の場合、火力は「1~9」で調整できます。「9」にすると、ガス並みの火力ですが、電気代が跳ね上がります。逆に、「1~3」だと、あまり電気代がかかっていません。このあたりに「電気使用量の段階差」があるようです。
で、電気代節約レシピはこんな感じ。
①火力を「2」に設定。
②鳥のモモ肉をフライパンに置く
③片面25分ずつ焼く(この間放置)
一般的なレシピである「火力をもっとあげて10分ずつ焼く」だと、電気使用量が跳ね上がりますし、手もかかります。しかし、上のレシピだと、時間はかかりますが、「電気代と手間の節約」になります。
というみみっちい話。いわゆる100円単位の削減シリーズ。
◆さらなる電気代節約には
「熱伝導率のよい器具を使う」かもしれません。
ケトルは、ちょっといいものを持っていて、これだとあっという間に沸くのです。
しかし、フライパンは安物。もちろん、まだまだ使えるのですが、今後機会があれば、もう少し良いヤツをと思います。よく「ITは火力が弱い」と言われますが、それは「調理器具の問題」かもしれませんね。
前のマンションも、今のマンションも、過去にキッチンからの出火があって、長く暮らしている方はみんな気にしています。いずれもガス物件。その中でITにリフォームしたのは、「家事の楽さ」もありますが、「ここで年を取っていくこと」を考えたから。
「早期退職×老後の暮らし」では、リスク回避も重要ですね。