テーマ「少し解放感を感じる今日この頃」
少しずつ「仕事のない暮らし」「誰にも会わない暮らし」「毎日が日曜日」を楽しむことができるようになってきました。
当初は、焦燥感、罪悪感、不安感に満ちた日々でした。もちろん、これらの「負の感情」が解消したわけではありません。しかし、退職・転居に伴う手続き、税金等の納付が終わり「退職生活の経費」が見えてきました。となると、闇雲に節約をするのではなく、全体像を把握した上でのお金の使い方ができます。そのあたりから、心の中に、いままでなかった余裕が生まれてきました。
◆目次
8月に各種手続き・納付が終わる
◆大きく3つ
・引っ越しに伴うもの
・退職に伴うもの
・年金、健康保険、税金関係
申請許可書類、納付書などが届くまで意外と時間がかかりました。しかし、8月に必要なお金を全額納付し、手続きが完了すると、今まで不安だった「退職生活の経費」がだいたいわかってきました。
退職生活の経費
◆大きく3つ
・生活費(食費、ガソリン代、通信費など)
・家賃等(家賃、駐車場、水道光熱費など)
・税金等(年金、国民健康保険、地方税、自動車税、自動車保険など)
◆それぞれの概算(1か月)
・生活費:5~6万円
・家賃等:6~7万円
・税金等:5万円
◆1か月の総額
・総額16~18万円
生活経費がわかると漠然とした不安がなくなってくる
あとは「健康で文化的なビンボー生活」の実現に向かうのみです(笑)。
生活圏内のスーパーの特売日、品目ごとの品質・価格差から、「安くて美味しいもの」「買いだめできるもの」「ちょっとした贅沢」の使い分けをしています。また、「自宅でおいしいコーヒーを淹れる」「糖質カットご飯を炊く」「なんちゃって断食」などを試みています。こうした生活の知恵で、健康と節約を進めるのはなかなか楽しいです。
また、生活費の総額がわかったので、その中で「文化的な生活」もと思います。例えば「旅行」。車の燃費がわかったので「ガソリン代+宿泊割引」で計算し、予算の範囲内で出かけたいと思います。
日々の暮らしは
あまり褒められたものではありません。
「こころ」(夏目漱石)の「K」から「向上心のないものは馬鹿だ」と言って軽蔑されるような堕落した日々です。生産性も社会貢献も一切ありません。
むしろ、そういう「義務感」から積極的に距離を取るというか、離れても良いことを自分に許可できるようになりました。職業・年齢・立場などの「抑圧」から少し解放されたのかもしれません。少しずつ「楽」になってきました。
今は、料理を中心に「家事」を楽しむ日々です。そこには論理も合理性もありません。論理も合理性もないので、非難も失敗もありません。「節約・清潔・美味」を維持するだけ。
これを「清貧」というのかもしれません。であれば、とても幸福な状況だと思います。
明日は、マイナポイントの申請を済ませてきます。