55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

退職生活5カ月目の振り返り(2020.08)

テーマ「少し解放感を感じる今日この頃」

 少しずつ「仕事のない暮らし」「誰にも会わない暮らし」「毎日が日曜日」を楽しむことができるようになってきました。

 当初は、焦燥感、罪悪感、不安感に満ちた日々でした。もちろん、これらの「負の感情」が解消したわけではありません。しかし、退職・転居に伴う手続き、税金等の納付が終わり「退職生活の経費」が見えてきました。となると、闇雲に節約をするのではなく、全体像を把握した上でのお金の使い方ができます。そのあたりから、心の中に、いままでなかった余裕が生まれてきました。 

 

◆目次

8月に各種手続き・納付が終わる

◆大きく3つ

 ・引っ越しに伴うもの

 ・退職に伴うもの

 ・年金、健康保険、税金関係

 申請許可書類、納付書などが届くまで意外と時間がかかりました。しかし、8月に必要なお金を全額納付し、手続きが完了すると、今まで不安だった「退職生活の経費」がだいたいわかってきました。

 

退職生活の経費

◆大きく3つ

 ・生活費(食費、ガソリン代、通信費など)

 ・家賃等(家賃、駐車場、水道光熱費など)

 ・税金等(年金、国民健康保険地方税自動車税自動車保険など)

◆それぞれの概算(1か月)

 ・生活費:5~6万円

 ・家賃等:6~7万円

 ・税金等:5万円

◆1か月の総額

 ・総額16~18万円

 

生活経費がわかると漠然とした不安がなくなってくる

 あとは「健康で文化的なビンボー生活」の実現に向かうのみです(笑)。

 生活圏内のスーパーの特売日、品目ごとの品質・価格差から、「安くて美味しいもの」「買いだめできるもの」「ちょっとした贅沢」の使い分けをしています。また、「自宅でおいしいコーヒーを淹れる」「糖質カットご飯を炊く」「なんちゃって断食」などを試みています。こうした生活の知恵で、健康と節約を進めるのはなかなか楽しいです。

 また、生活費の総額がわかったので、その中で「文化的な生活」もと思います。例えば「旅行」。車の燃費がわかったので「ガソリン代+宿泊割引」で計算し、予算の範囲内で出かけたいと思います。

 

日々の暮らしは

 あまり褒められたものではありません。

 「こころ」(夏目漱石)の「K」から「向上心のないものは馬鹿だ」と言って軽蔑されるような堕落した日々です。生産性も社会貢献も一切ありません。

 むしろ、そういう「義務感」から積極的に距離を取るというか、離れても良いことを自分に許可できるようになりました。職業・年齢・立場などの「抑圧」から少し解放されたのかもしれません。少しずつ「楽」になってきました。

今は、料理を中心に「家事」を楽しむ日々です。そこには論理も合理性もありません。論理も合理性もないので、非難も失敗もありません。「節約・清潔・美味」を維持するだけ。

 これを「清貧」というのかもしれません。であれば、とても幸福な状況だと思います。

 

 明日は、マイナポイントの申請を済ませてきます。