テーマ「退職とは引退なのです」
退職後のセカンドライフを「人生の楽園」でイメージする人もいます。
憧れはあります。しかし、地方勤務時代に「人生の楽園の現実」も見てきました。私には、野菜作りもカフェ経営も無理。というわけで、特に見通しもなく退職して現在に至ります。
目次
退職直後は意外としんどい
昨日の記事に書きました。心身ともに不調です。不安、焦燥、罪悪感が強く、眠れないことも多いです。
そんなネガティブな状況を引き寄せるのは、自責の感情です。私の場合は…
「健康的な生活習慣を維持しよう」(無駄な真面目さ)
「新型コロナで大変な時に退職して申し訳ない」(罪悪感)
「社会の変化に取り残される」(焦燥感)
◆なぜ、こんなに自分を責めてしまうのか…。
最近気づいたのは、自分と社会との関係をとらえる発想・思考・感覚が、まだ「サラリーマン時代のまま」なんです。でも、それはやむを得ないことだと思いました。30年以上サラリーマン生活を送って、4月1日から価値観を変えるなんてことが出来る人、そんなにいないでしょう。
ネガティブな状況を切り替えていく発想
「心身の生理に逆らわない」
「罪悪感などの価値観から距離を置く」
「読書、映画、音楽、スポーツなど、エンターテイメントに触れる」
◆要するに「社会と距離を置くこと」です。退職とは引退なのです。
リタイアしたのですから、世俗から離れて生きれば良いのです。隠遁生活を楽しみ、兼好法師のように徒然なる時間を過ごせばいいわけです。
インドア派なんですから、サラリーマン時代に読めなかった本を読み、見る時間がなかった映画を見ればいいのです。現在は、AmazonPrimeで映画を毎日2本。あとは読書です。
本と映画から、これからどう生きれば良いかを学ぶことも多い
今日は最後にそんな言葉を一つ
「無為な生活を送っているときが、実は一番幸せなんだぞ。忘れるな」
(大東京ビンボー生活マニュアル第33話「炬燵」より)