55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

退職直後のメンタルケア

テーマ「退職とは引退なのです」

 

 退職後のセカンドライフを「人生の楽園」でイメージする人もいます。

 憧れはあります。しかし、地方勤務時代に「人生の楽園の現実」も見てきました。私には、野菜作りもカフェ経営も無理。というわけで、特に見通しもなく退職して現在に至ります。

 

目次

退職直後は意外としんどい

 昨日の記事に書きました。心身ともに不調です。不安、焦燥、罪悪感が強く、眠れないことも多いです。

 そんなネガティブな状況を引き寄せるのは、自責の感情です。私の場合は…

 「健康的な生活習慣を維持しよう」(無駄な真面目さ)

 「新型コロナで大変な時に退職して申し訳ない」(罪悪感)

 「社会の変化に取り残される」(焦燥感)

  

◆なぜ、こんなに自分を責めてしまうのか…。

 最近気づいたのは、自分と社会との関係をとらえる発想・思考・感覚が、まだ「サラリーマン時代のまま」なんです。でも、それはやむを得ないことだと思いました。30年以上サラリーマン生活を送って、4月1日から価値観を変えるなんてことが出来る人、そんなにいないでしょう。

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ネガティブな状況を切り替えていく発想

 「心身の生理に逆らわない」

 「罪悪感などの価値観から距離を置く」

 「読書、映画、音楽、スポーツなど、エンターテイメントに触れる」

 

◆要するに「社会と距離を置くこと」です。退職とは引退なのです。

 リタイアしたのですから、世俗から離れて生きれば良いのです。隠遁生活を楽しみ、兼好法師のように徒然なる時間を過ごせばいいわけです。

 インドア派なんですから、サラリーマン時代に読めなかった本を読み、見る時間がなかった映画を見ればいいのです。現在は、AmazonPrimeで映画を毎日2本。あとは読書です。 

本と映画から、これからどう生きれば良いかを学ぶことも多い

 今日は最後にそんな言葉を一つ

 「無為な生活を送っているときが、実は一番幸せなんだぞ。忘れるな」

  (大東京ビンボー生活マニュアル第33話「炬燵」より)

           大東京ビンボー生活マニュアル(2) (モーニングコミックス)