55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職のロールモデル

テーマ「早期退職の日々に」

 今は落ち着いたメンタルで日々を送っています。

 しかし、早期退職直後はボロボロ。

 ここからどうやって立ち直ったのか、少しわかってきました。

 所属から離れ「自由な個人」になったのです。

◆目次

人の価値観は「所属する組織」によって規定される

家族、学校、職場の影響を受ける

 もう少し言えば、暮らしている地域の影響も受けます。

 大きく言えば「国、民族、宗教、文化」ですね。

 これは「無意識に身に付くもの」なので、自分で気付くことは難しいです。

 

早期退職直後のボロボロ・メンタルの原因は…

 無職になっても「所属していた組織の価値観」のままだったから。

 価値観が現役でも現実は無職というギャップを無意識に抱えます。。

 このギャップが、無力感・罪悪感を生みます。

 何もできない、貢献していない、役立たず…というわけで、自己肯定感が下がり、自分の存在を否定する発想だけが膨らみます。

 

早期退職直後のボロボロ・メンタルからの回復は…

所属する組織の価値観から解放されたこと

 「早期退職×無職」=個人の誕生です。

 所属する組織の方針、利益、価値観に自分を合わせる必要はないのです。

 近代の原点である「個人の自由」を享受できるのです。

 「個人の自由」のために「公共の福祉」を守る暮らしを送ることが「自己の存在」になります。

 

個として暮らすことへの気づき

 「組織の価値観への依存」から自由になったきっかけは「自分を赦す」こと。

 言い換えれば「退職前の想定という思い込み」を忘れること。

 多分その時、私の中の「個」が目覚めたのだと思います。

 意識化できたのは最近ですが。

 

早期退職生活のロールモデル

よくあるイメージ

 田舎暮らし、カフェ経営、地域貢献、投資やアフィリエイトなどですね。

 健康維持・規則正しい生活などを自分に課すイメージもあります。

 変な話ですが、上記のような暮らしを実現するには、結構ストイックな精神が必要ですし、早期退職前の準備も大切だと感じます。

 

参考にすべきは「フリーランサー」の言葉

 フリーで仕事をされている方は「個」として生きています。

 フリーの方のブログや言葉は、早期退職後の暮らしの心得そのもの。

 メンタルだけでなく、仕事・生活・納税に至るまで「組織に所属しない生き方」の教科書と言えます。

 「無職」というより「フリーの暮らし」と考えた方が、先人の存在を参考にしながら、世間とどう付き合うかがわかります。

 

まとめ(早期退職後のメンタル)

1,「所属した組織」のルールから自由になってよい(忘れていい)

2,「公共の福祉」に沿って「個の自由」を楽しんで良い(自分を赦す)

3,「退職者の暮らし」はロールモデルならない場合もある

4,「フリーランサー」の言葉は参考になるものが多い。

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             (今の心境に近い一枚)