55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

某雑誌社の取材を受ける

テーマ「早期退職の日々」

 このブログ、Twitterと連携させています。

 そのTwitterに「早期退職についての特集記事を計画しているので取材させて欲しい」というDMが。

 面白そうなので受けてみました。取材はZOOMで40分ほど。

◆目次

テーマは大きく3つ

長年の勤め人生活を辞めるきっかけは何か

 私の場合は約30年サラリーマンをしました。

 その30年を捨てることができたのは何故ですかという問いです。

 

資金はどうやって作ったのか

 早期退職後、年金受給までの生活費についての問いです。

 再就職なのか? 貯金を崩すのか?

 再就職の収入は? 貯金はどうやって作ったのか?

 

幸せか

 退職して時間を持て余していませんかという問い。

 会う人もなく孤独ではないですか?

 早期退職したことを後悔していませんか?

 

取材を受けての印象

私より先に取材した人は幸福ではない??

 記者は「早期退職したことを後悔している人が多い」という印象を持っているように感じました。

 確かに、早期退職と言っても「自分の意志」から「会社からの…」まであります。

 早期退職を「自分の意志」で選択できたのは「少数派」なのかもしれません。

 

退職すると孤独になり、寂しさと不安に苛まれる?

 1日何をしているのですか、暇ではないですか、人と会っていますかという問いは繰り返されました。

 家事ってちゃんとやると忙しいですし、そもそも暇になりたいから早期退職したわけです。早期退職して、仕事関係の人とは疎遠になりましたが、学生時代の仲間とは交友が再開しました。

 みんなZOOMを使うようになったので、距離・時間関係なく会えるようになりましたし(笑)。

 

記者の期待には沿えなかったかも

◆「6~7月のどん底期」であれば、かなりネガティブな返答ができたと思います(笑

 どん底を脱した今でも、どん底の気分は残っています。

 ただ、どん底の気分を「感じる」から「理解する」に更新することができました。

 また、早期退職を「非日常」と捉え「現役時代にできなかった何かをしたい!」という「無駄に積極的な発想」も卒業しました(笑)。

 今は無職が「日常」。この先の人生は流れに任せてという「受容的発想」です。

 

◆「幸せそうですね」と言われましたが…

 そんなことを淡々とお答えしていたら「幸せそうですね」という言葉を頂きました。

 確かに、4月以降も会社員を続けていたらとっくに壊れていたかも(笑)。

 どの道、人生にも早期退職にも「正解」はありません。会社から「正解」を求められることもありません。

 時間が導いてくれる正解らしきものに身をゆだねる日々です。

 

まとめ(取材を受けて言語化できたのは)

1,自分の意志で、計画的に早期退職できたのは幸運らしい

2,ネガティブな感情には「Don’t feel! Think」が効果的(笑)

3,早期退職への「不安」は、早期退職への「過度な期待」の裏返し

4,早期退職後の人生に「正解」はない。時間に身を委ねて淡々と過ごせば良い

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    (ラーメンは「いかにも」という感じの古典的醤油が好みです)