55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

多忙だった年度末から解放されて(早期退職の日々)

 

 明け方に降った雪がうっすらと積もり、道路は凍結しているようです。

 空は晴れましたが、放射冷却のせいか室内でも冷気を感じます。

 午後には気温もあがるようなので、灯油だけ買いに行こうと思います。

 

 完全オフの昨日は寝ていました。だいぶ身体が楽になった感じです。

 今日は、だらだらと過ごしつつ、確定申告の準備ですね。

 偶然ですが、ここ数年、3月10日確定申告をしています。今日中にできればそれに越したことはないのですが、今日はデータをまとめるところまでと思います。よくあるのは、一晩寝て前日のデータを見て勘違いに気づくこと。

 確定申告でミスはしたくないので、今日はデータの完成までと思います。

 

 天気予報とおり、今日明日は積雪があり、明け方は氷点下が続くようです。

 ノーマルタイヤのままですから、遠出はもう少し先。

 月曜日からはまたお仕事期間になるので、それまでのんびり過ごします。

 

 早期退職してホッとしたことの一つに、年度末の穏やかさがあります。

 3月に完全オフがあるということが信じられないですね(笑)。

 引っ越しもないですし、本当に楽です。

 あと、個人的には「採用試験・入学試験」などにかかわらなくなったのも気が楽。

 いわゆる「公務員試験」の運営は公務員がするわけで、私も駆り出されたことがあります。試験監督ですね。これ、緊張します。

 

 で、こういう非常に責任の重い時間から解放されたのは早期退職のおかげ。

 今は、組織のために何かをする立場ではありません。自分のミスが誰かの人生に影響を与える可能性もかなり低いです。自分のミスは自分に返ってくるだけ。もちろん、それが個人営業主の厳しさではあるのですが、組織を左右することがないのは気が楽。

 この年になってわかるのは、組織で働くことには向いていなかったということ。

 

 私の周囲には、若い頃フリーで、30歳過ぎて就職する、オーケストラの団員になる、先生になるという人が少なくないです。私は逆ですね。

 どちらが正解ということではなく、どちらが向いているかという視点があった方がよいかもですね。

 理想は、学校・企業に、「組織には所属しているけど個人でも動ける余裕」があればと思います。自動車会社のホンダには、こっそりF1エンジン作っていたという人がいて、そういうところから飛行機の製造まで進んでいます。

 社会人の副業とか、学校の探究学習とかも、そういう視点で動ける社会になればと思います。今は、組織がそういう動きを禁じていることも多いです。また、社会人が大学院などに通っていると「すごい!」と言う人も多いのですが、それは「個人の能力・努力のすばらしさ」という評価。そうではなく、社会・企業・学校に「余白の価値観」があればいいなと思います。

 

 そうか…早期退職してやっと幸福の実感が湧いてきているのは、「余白」を楽しめるようになったからですね。大学で学び直しをしながら、時々旅行に出かけ、原稿を書いて稼ぎを作るという暮らしは、人生の余白そのもの。

 とりあえず、今日明日は義務の推敲×確定申告を進めようと思います。