ドラマ「裸の大将」で蘆屋雁之助が演じたのが放浪の画家、山下清画伯。
山下画伯は、長野県辰野町に約1か月滞在しました。
その時、滞在したのが「タイガー食堂」。
ちなみに、タイガー食堂の由来は、初代の名前に「寅」という文字が入っていたからのようです。
山下画伯が滞在した頃は、中央線「小野駅」の駅前にあったそうですが、現在は、駅から少し入った場所にあります。店主は4代目。店内は「和モダン」風に改装され、とても居心地のよい空間です。
で、何が「デカ盛り」かというと、写真の「おにぎり(大)」です。
私のオーダーは、「カツ丼×おにぎり(大)」。
メニューには、「おにぎり(小)」もあり、どちらも350円。
(大)を頼むと、若い店主が「お持ち帰りはできませんが(衛生上の観点などで)、大丈夫ですか」と聞いてくれました。
そして、でてきたのがこれ。山下画伯も食べていたサイズ感ですね。
で、おにぎりを食べるとわかるのですが、「ふわっふわ」なんです。
最近は、機械で作ったおにぎりしか食べていません。たまに「手作り」とあっても、ギッチギチに握った固いものが多いです。
そんな日常の中で、とても大きいのですが、ふわっふわで、でも型崩れしないという、名人芸・芸術的なおにぎりです。
これなら、3個はいける…。
外はごま塩、中は味噌。ただ、中の具は日によって変わるようです。
ええと、絶品です。
おにぎりとカツ丼とを交互に食べようと思っていましたが、おにぎりにかぶりつくと、そのまま最後まで止まりませんでした。おいしい。幸せ…。
と、おにぎりを絶賛していますが、カツ丼も絶品です。
カツは肉厚で、柔らかくも噛み応えがある。
卵とじのタレは、どんぶりの一番奥のコメの一粒まで均等に染みていて、お米のおいしさを引き立てる。
これはですね、素晴らしいです。すべてが洗練されていて非の打ちどころがない。
いい店を開拓できました。
松本市内から、車で1時間もかかりません。
これから通うことになると思います。
tabelog.com
ちなみに
おにぎり(大)350円
カツ丼 1100円
合計 1450円(安い)
ただ、昨今の原材料上昇で、10月頃に値上げするそうです。
私は、値上げしても通います。