55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

デカ盛り日記(長野県辰野町「タイガー食堂」)

 

 ドラマ「裸の大将」で蘆屋雁之助が演じたのが放浪の画家、山下清画伯。

 山下画伯は、長野県辰野町に約1か月滞在しました。

 その時、滞在したのが「タイガー食堂」。

 ちなみに、タイガー食堂の由来は、初代の名前に「寅」という文字が入っていたからのようです。

 

 山下画伯が滞在した頃は、中央線「小野駅」の駅前にあったそうですが、現在は、駅から少し入った場所にあります。店主は4代目。店内は「和モダン」風に改装され、とても居心地のよい空間です。

 で、何が「デカ盛り」かというと、写真の「おにぎり(大)」です。

 

 私のオーダーは、「カツ丼×おにぎり(大)」。

 メニューには、「おにぎり(小)」もあり、どちらも350円。

 (大)を頼むと、若い店主が「お持ち帰りはできませんが(衛生上の観点などで)、大丈夫ですか」と聞いてくれました。

 そして、でてきたのがこれ。山下画伯も食べていたサイズ感ですね。 

 

 で、おにぎりを食べるとわかるのですが、「ふわっふわ」なんです。

 最近は、機械で作ったおにぎりしか食べていません。たまに「手作り」とあっても、ギッチギチに握った固いものが多いです。

 そんな日常の中で、とても大きいのですが、ふわっふわで、でも型崩れしないという、名人芸・芸術的なおにぎりです。

 これなら、3個はいける…。

 外はごま塩、中は味噌。ただ、中の具は日によって変わるようです。

 ええと、絶品です。

 おにぎりとカツ丼とを交互に食べようと思っていましたが、おにぎりにかぶりつくと、そのまま最後まで止まりませんでした。おいしい。幸せ…。

 

 と、おにぎりを絶賛していますが、カツ丼も絶品です。

 カツは肉厚で、柔らかくも噛み応えがある。

 卵とじのタレは、どんぶりの一番奥のコメの一粒まで均等に染みていて、お米のおいしさを引き立てる。

 これはですね、素晴らしいです。すべてが洗練されていて非の打ちどころがない。

 

 いい店を開拓できました。

 松本市内から、車で1時間もかかりません。

 これから通うことになると思います。

tabelog.com

 

 ちなみに

 おにぎり(大)350円

 カツ丼     1100円

 合計      1450円(安い)

 ただ、昨今の原材料上昇で、10月頃に値上げするそうです。

 私は、値上げしても通います。