◆お仕事のことなど
このブログ、Twitterと連動させています。
そのTwitterで、ウェブライターの方をフォローしています。原稿書きとして参考になること、勉強になることがあればと思っています。
で、私のお仕事はウェブライターと共通する部分もあります。特定のジャンルについてやや専門的な文章を書くことなどですね。で、今ウェブライター界隈で話題になっているのが、原稿料のこと。
ウェブライターの原稿料は「一文字いくら・文字単価」が基準らしいです。
◆私の場合は、1本単価、1人単価です
原稿執筆は、以下のような感じです。
①原稿の場合…1本単価。最高単価は4万円。
②評価×原稿の場合…1人単価。単価は1,000~1,500円。
これを文字単価に直してみるとこうなりました。
①原稿…1文字5~10円。
②評価×原稿…添削部分の単価は1文字1円。
◆お仕事を頂いて、約1年半の初心者ですが…
ウェブライターの場合、「1文字1円」が最初の目標らしいです。
「1文字1円」からスタートしている私は、恵まれているようです。
また、専門性が高まると「1文字10円」を超えるそうです。このあたりになると、不動産、金融、医療系など専門性の高い資格と経験をお持ち方に限られてくるとのこと。
私のお仕事は「教育系」になると思います。資格は特に持っていません。まぁ、教員免許は持っていますが、教員経験はないのでこの資格は意味がない。ただ、公務員時代、教育と医療とにかかわった経験は少し役に立っています。たとえば、医学部の入試過去問の解答例・解説の作成です。
ただ、自分の知識だけでは書けません。門前の小僧の知恵を足掛かりに、図書館で調べつつ作成します。ありがたいのは、松本には信州大学医学部があるせいか、図書館に医学関係の専門書が充実していること。もう一つは執筆に4週間いただいていること。
ウェブ原稿より、〆切までの期間は余裕があるようですね。
◆肝心なのは、与えられたテーマに忠実に従うこと
自分の考えを書く・表明することではないですからね(笑)。
ウェブ原稿ではないので、SEOなどの条件はありません。ただ、大学受験問題の解答例ならば、その解答で合格できるレベルであること、かつ、解答例とその解説を読んで「医療に関する課題や自己の医師としての資質」について受験生が思いを巡らせるような内容であることが必要です。そこに自分の主義・主張は不要(笑)。課題に対して、俯瞰・客観・具体的視点、論理的な考察、prep法などの技法や学習理論に基づいて作成するってことです。
ちなみに、医学部受験をする高校生は、私の出身高校とは比較にならないトップ高校の生徒さん。偏差値世代としては、自分よりも勉強できる人の評価をすることには複雑な感情があり、そこに主観・劣等感が入り込みそうになることもあります。
この感情から救ってくれるのが「思考技術と学習理論」。2度目の大学生活がここで役に立っています。