◆ぴんころ地蔵に行ってきました
長野県佐久市にあります。
成田山系のお寺の入り口前にいらっしゃいました。
マスクをしているのでわかりにくいのですが、とても柔和な表情です。
松本からは、自家用車で1時間半です。
◆訪問の目的は取材です
お仕事で、高齢者医療をテーマとした原稿を書いています。
地域医療の構築やオレンジプラン(認知症)など、「制度」のことはいろいろわかっているつもりです。ただ、そういう「調べればわかること」を書いても、医学部の学生さんには響かないな…と思いました。
どうしようかな…と思いまして、考えてみれば、私自身が「高齢者予備軍」です。
松本に引っ越すときも、「老後」「自動車免許返納後の暮らし」「どこで死ぬか」は大きなテーマでした。そういうことを考える年齢になったということです。
また、父の介護でえらい目にあいましたし、それが公務員退職のきっかけにもなりました。そういう「制度が整っても解決しない問題」を取り上げてみようと思い、題材のひとつに「ぴんころ地蔵」「ぽっくり寺」を取り上げました。
◆もう一つの題材は「姥捨山」
JR長野駅と松本駅の間に「姥捨駅」があります。
日本三大車窓と言われ、姥捨の棚田と長野平の風景で有名なところです。この場所は、「姥捨山(大和物語)」の舞台と言われます(ただし、姥捨伝承そのものは全国各地にあります)。「姥捨」とは、ある年齢に達すると山に捨てられるという口減らしの掟ですね。
この物語から、「人生の最期に何が待っているのか…」という問いを感じます。
この問いを、医療従事者を目指す20代の学生さんに、「自分ごと」として考えてもらおうかと考えました。
◆昨晩の就寝は4時
そんなことを考えながら書き物をしています。夜型になりますね。
お仕事は3本、大学のレポートも3本あります。
昨晩、お仕事3本、大学のレポート1本のめどが立ちました。「論点」などの言語化ができたので、「書けない・提出できない」という最悪の事態は回避できそう。
目覚めると、最低気温はいよいよ0℃、外窓は結露しています。
コーヒーを飲んで目を覚まし、続きに取り掛かります。