テーマ「不動産購入への道」
賃貸か購入か、一軒家かマンションか
住まいに関するこの問いに、少し答えが見えてきました。
◆目次
賃貸か購入か
私の場合→購入
①早期退職で無職になると「無職でも賃貸できる物件」が限られる。
②「家賃で年間約70万円。10年で700万円」になる。
→「購入~10年暮らす~売却=差額が700万円以内」なら購入でも問題ありません。
一軒家かマンションか
両方の物件を見てきました。
どちらも「価格」は同じです。あとは購入後の維持費などです。
◆一軒家
・固定資産税 約4万円(年間)
・保険 約5万円(年間、住宅街の木造家屋なので保険が高い!)
・自治会費 8,000円(年間)
・ケーブルテレビ+インターネット 約67,200円(年間)
・水道光熱費 約24万円(年間・想定です)
・計「年で約41万円」→「月で約35,000円」
◆マンション
・固定資産税 約10万円(年間)
・保険 約1万円(年間)
・管理、修繕積立、駐車場 約288,000円
・水道光熱費 約16万円(年間・想定です)
・インターネット、自治会費は管理費に含む
・計「年で約56万円」→「月で約46,500円」
◆比較すると
①維持費は「一軒家」の方が安い
→月「約11,500円」、年「約14万円」、10年「約140万円」
②10年後の資産価値は??
「一軒家」
大手業者による「スムストック物件」の場合、減価償却率が低く、価値を長く保つことができる。つまり「スムストック物件」ならば「一軒家の経済的優位性」は抜群に高い!
今回の物件は、昭和50年代に建てられたものを「フルリフォーム」したもの。家のデザインは素晴らしく、水回り・床・壁などは全て新しくなっている。ただし、10年後の資産価値の維持は難しく、最悪「土地だけにして売る覚悟」が必要。
「マンション」
管理・修繕積立などの経費、立地(最寄り駅とその距離)、築年数が大きな要素となる。
経費が2万円台、立地が良い場合は、資産価値の維持が可能かもしれない。物件の価格によるが、700万円以上値下げになる可能性は低い。
軽井沢アウトレットにて(本文と写真と本文とは関係ありません)
結論は「マンション購入」(個人の感想です)
一軒家であれば「スムストック物件」「自動車が2台以上置ける」「高断熱」「都市ガスもしくはオール電化」が条件になると思います。
固定資産税が安く、管理費がかからないのは魅力です。その魅力が「水道光熱費」「リセールバリュー」で相殺されてしまうのは、本意ではありません。
マンションであれば「駅か商業施設徒歩圏内」「都市ガスもしくはオール電化」「管理・修繕積立・駐車場で2万円台」「オートロック」が条件になります。
この条件を満たすマンションは「防犯、防寒、セールス対策、プライバシーの保守、共用部分の管理、虫が出ない」などの「目に見えない安心」を満たしてくれます。
私が求めているのは「マンションが持つ目に見えない安心機能」のようです。
いくつか内見をして、「お金」も大事なのですが、「お金以外の要素」に気付くようになりました。
要するに「自分自身が過ごす場所として、部屋・街に魅力と価値とを感じるか」という、言葉では表せない非合理的・非論理的要素です(笑)。
購入の決断は「自分にとって価値があること」が基準になる。
そんなことに気付いた今日この頃です。