55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職15カ月目の振り返り(持ち家暮らしのメリット)

 今日で、松本暮らしはちょうど1か月。

 早期退職生活で、引っ越しは大きな転機。

 少し早いですが、今月を振り返ります。

 

早期退職するなら、やっぱり持ち家暮らしが良い

  過去記事は、経済的な面からの提案でした。こちら👇
ojisann5560.hatenadiary.com

 実際に持ち家になると、経済面だけでなく、精神面も楽になります。

 それは「退職後の生活サイズにあわせた暮らし」が「お金×身体×心」で実現しやすいということ。そして、ここでずっと暮らすことができるという安心感ですね。

 

退職後、生活費200万円台の生活サイズ

 賃貸の場合、家賃から部屋を選ぶことになります。

 生活費を年間250万と仮定すると…

 ①税金・年金関係 → 年間50万円

 ②実質的な生活費 → 年間200万円

 ③家賃予算(1/3)  → 年間約66万円、月額5.5万円 

 都内だと20㎡ですね。模範的なミニマリスト生活が必要です。

 

先月までの賃貸と、現在のマンションを単純比較すると

 先月まで暮らしていた賃貸は、月額53,000円で1階の30㎡

 現在のマンションの管理費・修繕積立金は、月額18,000円で5階の50㎡

 これに、固定資産税が約5万円を加算しても、月額22,000円くらいです。

 狭いタイプの部屋のメリットは、管理費などが安いこと。ちなみに、この部屋を賃貸に出すと、月額63,000円くらいが松本市の相場とか。

 

リフォームによる快適性の向上

 自宅なので、自分の好みにリフォームすることが可能。

 水回り、照明、スイッチ類を新しくし、アンペア変更もしました。これだけで、中古感が減少し、節約も進みます。

 今後、あり得るのは、壁・床。

 こちらは「壁紙の上から貼れる壁紙」「畳の上に敷くクッションマット」があります。ホームセンターで購入して、便利屋さんに貼ってもらうことで、低予算化が可能。

 大がかりなリフォームも必要ない時代になってきたようです。

 

内見した物件を振り返ると

 もし2階建て一軒家を購入していた場合、初期費用は今のマンションよりもかなり安くあがりました。管理費なども不要で維持費も安価です。

 しかし、先々減築が必要だったでしょう。つまり「平屋化」です。

 70~80㎡のファミリータイプ・マンションで収納力が高い物件もありました。

 これだと、引っ越し時に気付いたさらなる断捨離の必要性や、現在のミニマリスト的生活への関心は生まれなかったと思います。

 越後湯沢・軽井沢の物件だと40~50㎡で、現在の住まいより1部屋減ります。 

 部屋の収納能力はあまり高くありませんから、ちょっと窮屈な余白のない暮らしだったかもしれません。また、ホテルのような内廊下は魅力でしたが、今のような「風の通る暮らしの快適さ」はなく、エアコン三昧だったでしょう。

 

持ち家暮らしの快適さは「開放感」「安心感」

 この一言に尽きます。今のところ。

 もちろん、失ったものもあります。

 東京を離れたことで、再就職のお誘いはお断りしました。まさかの正社員で、年金受給まで働くことができれば、老後の経済的不安は解消です。要するに「預貯金を崩さない暮らし」ができればいいわけで、となれば、給与は全額お小遣い(笑)。PCやモニターをハイスペックなものにできます。

 しかし、今の開放感はなかったでしょう。現在いただいている新しいお仕事、原稿書きもなかったでしょうから、今の学びもありません。

 「持ち家×断捨離」は、モノだけでなく、「ヒト」「家事の手間」「価値観」「過去」など「目に見えない領域」まで広がってきました。

 暮らしの「開放感」だけでなく、心身の「解放感」こそが、私が求めていたもの。

 傷んだ心身の回復につとめようと思う今日この頃です。

 

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