今日で、松本暮らしはちょうど1か月。
早期退職生活で、引っ越しは大きな転機。
少し早いですが、今月を振り返ります。
◆早期退職するなら、やっぱり持ち家暮らしが良い
過去記事は、経済的な面からの提案でした。こちら👇
ojisann5560.hatenadiary.com
実際に持ち家になると、経済面だけでなく、精神面も楽になります。
それは「退職後の生活サイズにあわせた暮らし」が「お金×身体×心」で実現しやすいということ。そして、ここでずっと暮らすことができるという安心感ですね。
◆退職後、生活費200万円台の生活サイズ
賃貸の場合、家賃から部屋を選ぶことになります。
生活費を年間250万と仮定すると…
①税金・年金関係 → 年間50万円
②実質的な生活費 → 年間200万円
③家賃予算(1/3) → 年間約66万円、月額5.5万円
都内だと20㎡ですね。模範的なミニマリスト生活が必要です。
◆先月までの賃貸と、現在のマンションを単純比較すると
先月まで暮らしていた賃貸は、月額53,000円で1階の30㎡。
現在のマンションの管理費・修繕積立金は、月額18,000円で5階の50㎡。
これに、固定資産税が約5万円を加算しても、月額22,000円くらいです。
狭いタイプの部屋のメリットは、管理費などが安いこと。ちなみに、この部屋を賃貸に出すと、月額63,000円くらいが松本市の相場とか。
◆リフォームによる快適性の向上
自宅なので、自分の好みにリフォームすることが可能。
水回り、照明、スイッチ類を新しくし、アンペア変更もしました。これだけで、中古感が減少し、節約も進みます。
今後、あり得るのは、壁・床。
こちらは「壁紙の上から貼れる壁紙」「畳の上に敷くクッションマット」があります。ホームセンターで購入して、便利屋さんに貼ってもらうことで、低予算化が可能。
大がかりなリフォームも必要ない時代になってきたようです。
◆内見した物件を振り返ると
もし2階建て一軒家を購入していた場合、初期費用は今のマンションよりもかなり安くあがりました。管理費なども不要で維持費も安価です。
しかし、先々「減築」が必要だったでしょう。つまり「平屋化」です。
70~80㎡のファミリータイプ・マンションで収納力が高い物件もありました。
これだと、引っ越し時に気付いたさらなる断捨離の必要性や、現在のミニマリスト的生活への関心は生まれなかったと思います。
越後湯沢・軽井沢の物件だと40~50㎡で、現在の住まいより1部屋減ります。
部屋の収納能力はあまり高くありませんから、ちょっと窮屈な余白のない暮らしだったかもしれません。また、ホテルのような内廊下は魅力でしたが、今のような「風の通る暮らしの快適さ」はなく、エアコン三昧だったでしょう。
◆持ち家暮らしの快適さは「開放感」「安心感」
この一言に尽きます。今のところ。
もちろん、失ったものもあります。
東京を離れたことで、再就職のお誘いはお断りしました。まさかの正社員で、年金受給まで働くことができれば、老後の経済的不安は解消です。要するに「預貯金を崩さない暮らし」ができればいいわけで、となれば、給与は全額お小遣い(笑)。PCやモニターをハイスペックなものにできます。
しかし、今の開放感はなかったでしょう。現在いただいている新しいお仕事、原稿書きもなかったでしょうから、今の学びもありません。
「持ち家×断捨離」は、モノだけでなく、「ヒト」「家事の手間」「価値観」「過去」など「目に見えない領域」まで広がってきました。
暮らしの「開放感」だけでなく、心身の「解放感」こそが、私が求めていたもの。
傷んだ心身の回復につとめようと思う今日この頃です。