55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

沖縄移住の記録「物価その2(衣と住)」

今日のテーマ「沖縄の物価(衣と住)

◆前回「食」について少し詳しく書きましたので、今日は「衣と住」について

目次

 

1、衣類

①本土資本の店舗で買えば、本土と同じ価格

 アオキ、コナカ、しまむらサカゼンユニクロなど、本土資本はほぼあります。イオンモールもあります。この種の店舗での購入は、全国共通価格ですね。

 

②ただし、季節・寒暖・ドレスコードに合わせて多様な服を揃える必要がない。

◆つまり「衣類にお金がかからない」のです。

 特に暑がりの人、寒さに強い人は衣装代がかかりにくいです。

 ちなみに私、通年「夏ズボン」でした。

 職場では半袖シャツ(夏)、長袖シャツにセーター(冬)。フォーマルな場面ではスーツ・ジャケットが必要になりますが、そもそも沖縄の正装には「かりゆしウェア」があります。

 プライベートでは、Tシャツ、ポロシャツ。寒くなったら上にセーターでOK。足元は通年サンダルです。

 

③尚、冬になれば本土の人と同じように着込んでいる地元の人は少なくありません。

◆沖縄でも、冬になると最低気温は一桁になります。

 雨が降ると体感気温は下がります。ですから、寒さに弱い人は冬服を準備してください。ただし冬服の期間は短いです。つまり、長持ちします。

 

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2、住まい

◆賃貸は安いと言えるでしょう。

 私は「那覇市内、築数年、家具家電・駐車場付、40平米」で「5.5万円」でした。

 東京なら10万円くらいしますね。探せば2LDKのファミリー物件が6~7万円台であります。都心だとワンルーム(1K)ですが、沖縄だと60平米以上の2LDKになりますね。

 

1)賃貸の例外

①沖縄北部には「家賃が安いというイメージ」と一致しない物件もあります。

◆「いいな」と思う「1K、2DKが6万円~」になってきます。

 駐車場付ですから本土より安いのですが、那覇あたりより割高な感じがします。

 これは、北部の本部町今帰仁村大宜味村あたりに多い現象です。

 北部は、古い沖縄の景色が残り、海が美しく、マリンスポーツなどのアクティビティやスローライフを楽しむことができます。そんなわけで、最近、徐々に移住者が増え、新しい集合住宅が出来始めました。こうした新築、築年数の浅い物件は、割高に感じると思います。ただし、設備の新しいきれいな部屋を希望の方には、うれしい物件です。

 

②北部にも安い物件はあります

沖縄県北部の物件を、SUUMOやYahoo不動産などの大手不動産サイトで検索すると、上記の新築・築浅物件がヒットします。しかし、ここで諦める必要はありません。

 北部にも、集合住宅で50平米4万円~の物件はあります。運が良ければ一軒家もあります。どちらも築年数は古いですけどね。こうした物件は、那覇の不動産屋さんや、リゾート専門の不動産屋さんが押さえていることが多いです。探し方は大きく二つです。

 

那覇市、名護市、本部町あたりの地元の不動産屋さんを検索し、そのHPを見る

・大手不動産サイトには載っていない物件が出てきます。

⑵現地に行って、良さげな物件を見つけたら、その管理会社に電話する。

・建物敷地内に、管理会社の電話番号を書いた看板があります。 

 

2)購入は

◆マンション価格は、ここ数年で上昇しました。

 不動産バブルという報道もあります。新築だと3,000~4,000万円から。築年数の経った中古で1,000万円からという感じです。

 東京よりは安いかもしれませんが、地方の政令指定都市並みの価格です。購入となると悩ましいです。これは、個々の価値観ですね。

 

3、まとめ

①シンプルに暮らせば、衣装代はかからない

・服の価格は本土並みです。しかし、服の種類が少なくて済む分、安く上がります。

②賃貸は安い、広い

・駐車場付が標準装備です

・しかも、台風の多い沖縄の住居は「作りが丈夫」です。

③部屋選びで注意して欲しいのは「収納」

・古い集合住宅の場合、「収納」が狭い物件が多いです。「収納の広い物件を探す」「断捨離してシンプルに暮らす」のどちらかですね。  

  

 というわけです。

 私の場合、沖縄での生活費は東京時代より20%くらい下がった感じです。東京時代は手放していた自家用車を所有したにもかかわらず(レンタカーでしたが)。もちろん、断捨離しつつシンプルな暮らしも心掛けました。ただ、沖縄暮らしは「固定費」が下がるのですね。そんなわけで、貯金もコツコツと進めました。これが、後に早期退職を可能とする伏線となったのでした。