55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

バブル直前に建てられた中古マンションの内見メモ

テーマ「不動産購入への道」

 日本史の教科書にも出てくる有名な街。伝統と学問とを大切にしているそうです。

 人口は10万人台。ただし、人口減少絶賛進行中。

◆目次

 

街のプロフィール

 鉄道を使えば、乗り換えなしで都内に行ける便利さが売り。

 しかし、日常生活に車は必須。需要が高いのは「複数駐車できる一軒家」で、マンションは少数派。

 マンションの多くはバブル期に建てられた築30年物件。新しいものでも10年少し。新築物件はなし。

 役所などがある「旧市街地」と大型ショッピングセンターが並ぶ「新市街地」とで街は二分化。寂れた旧市街地と繁栄する新市街地ロードサイドとは、どちらも地方都市に良くある風景です。

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  「瀬戸内の島を繋ぐ橋」(写真と本文とは関係ありません)
 

内見のまとめ

◆メリット

 旧市街地の高台に建つ8階建ての最上階、80平米4LDK

 市街地一望の絶景。気分は「国見」(笑)。

 固定資産税・公共料金が安い+都市ガス物件。

 部屋数が多いだけでなく、すべて8畳以上という広さ。

 リフォーム時に和室の壁を外せば、20畳以上のリビングが誕生。

 これをフルリフォームして1,000万円以内で収まるのが魅力。

 10年住んで売却なら、十分元が取れそうです。

 

◆リスク

 過去に災害・被害はないが、土砂災害ハザードマップにはかかっている。

 オートロックではない。

 管理・修繕積立・駐車場・その他で月3万円くらいかかる。

 管理人は常駐していますが、共用部の清掃状況はイマイチ。 

 町指定のゴミ袋あり。

 フルリフォームすると、外見と内装とのギャップがかなり激しくなりそう

 

正直な感想

 財政状況、人口減少対策は悪くなく、経済・文化・産業など「街の体力」はありそう。

 冬季にタイヤを履き替えなくて済むもの良い。ただし、車を手放したら暮らせる街・立地ではないので、10年住んだら引っ越しが必要。

 「リフォーム込1,000万円で購入~10年暮らす~築40年過ぎて500~800万円で売却」できれば、経済的にはかなり助かります。ただ、街の性格上、賃貸に出した場合の家賃はかなり安い。せいぜい7万円。ここから管理費・固定資産税などを引けば、手元に残るのは3万円程度。従って売却必須。

 80平米×4LDKは「売却時のニーズ」には合致するかもしれませんが、「自分の暮らし」には広すぎランニングコストの3万円は、建物の状況と築年数を考えると「値上げ」の可能性も秘めています。

 リクエストができるフルリフォーム込みで1,000万円を切ること、部屋からの眺望は絶対的な魅力。

 一方で、ランニングコストと建物全体の清掃・管理状況は、個人的には×…。

 街にマンションが少ないことがリセールバリューで、マンション自体の資産価値にはマイナスポイントが大きいのではというのが結論です。

 

物件より担当者の方が魅力的(笑)

 立ち会ってくれる担当者には感謝しかありません。

 みなさん地元生まれ、地元育ちの方ばかりで、街の魅力、歴史を熱く語ってくれます。この熱量が、街の未来を創っていくんだなぁ…と感じました。

 

 今週末は、リフォーム済み物件。マンションではなく一軒家。

 もう少し足で稼ぎます。