長野県は、本州の真ん中に位置しています。
実際、我が家の周辺にも、「日本の中心の碑」なるものが多数あります。
「中心」と言っても、基準が本州なのか、日本全体(北海道~沖縄)なのかで、いろいろ異なるのですね。ただ、地図で松本市を見ると、結構真ん中であることは間違いない。というわけで、鹿児島から松本まで、車で戻ると最短どれくらいで可能か…を試してみることにしました。
1日目
・行程 鹿児島(7:30発)~山口(18:30着)
・距離 554㎞
・燃料 3,230円(29ℓ×169円)
・高速 2,040円
基本的には一般道を優先します。ただし、長距離×長時間のドライブになるので、「渋滞回避」「安全優先」などの目的でなら高速を利用してもよいとしました。
ルートは、ホンダインターナビの「無料最速ルート」に従うのみ。観光・寄り道なし。目的は「早く×安く帰宅できるルート」の開発。
結局、「鹿児島~熊本空港~日田市(大分県)~田川市(福岡県)」と進み、関門海峡の前で高速に乗りました。本州に入ると日没。そして、山口市内のホテルに到着。
九州は、一般道でも一日で横断できるが本日の結論。
2日目
山口ではちょっといいホテルを取りました。
いろいろ快適で、朝食もおいしく、身体も楽になりました。朝は少しゆっくりして、出発は8:30。160円/ℓで給油もして準備は整いました。
さて、ルートをどうするかです。
①山陽道ルート
国道2号線を瀬戸内沿いに進みます。尾道~姫路~神戸と進むルートですね。
これは、距離的には最短。ただし混みます。とくに神戸からは普通に渋滞。
ちょっと気が進みません。
②山陰道ルート
国道9号線を日本海沿いに進みます。浜田~松江~舞鶴と進むルート。
これは、距離的には遠回り。ただし、建設中の「山陰自動車無料開放部分」があって、これを使うと時間的には早い。松江・米子などの渋滞ポイントも通過できる。一部「有料箇所」もありますが、ここを使えばさらに時間短縮が可能。
というわけで、日本海沿いに「山陰自動車道」を使うコースを取りました。
・行程 山口(8:30発)~松本(0:30着)
・距離 888㎞
・燃料 4,736円(30ℓ×160円)
・高速 1,650円(有料箇所のみ)
順調に進んだのですが、舞鶴周辺で日没となりました。さてどうするかです。
舞鶴で泊まる、もう少し頑張って米原で泊まるという選択肢があります。
また、琵琶湖をこえて関ケ原まで行けば高速という選択肢もあります。
ただ、カーナビを見ると、普段なら渋滞ポイントである「岐阜市街地」を突破する最短コースを示しています。岐阜市街地をこえれば木曽街道の入り口である恵那はすぐ。木曾街道に入れば、自宅まで2時間少しです。
結果、混んでいれば2時間近くかかる市街地をあっという間に通過できました。
このあたりから、「ハイ」になってきました。
そのまま、自宅まで。冒頭の写真は、自宅到着時のものです。
というわけで、今回の結論がでました。
「松本から鹿児島までは、2日×2万円で行ける」
少し高速を使っても、宿代含め2万円で日本の西の端っこに行けるってことですね。
ちなみに、松本~鹿児島は「しなの×新幹線利用」で27,610円。
来年、また行きたいとおもいます。今度は、観光目的で。
ああ、楽しかった。