◆紅葉が松本市街地にも降りてきています
部屋から見える範囲も、色づき始めました。
昨年の今頃は、結構大きな仕事をしていました。そのため心の余裕がなく、紅葉を見に出かけることはほぼなし。散歩圏内にある松本城や四柱神社あたりまで。
今年もお仕事はありますし、大学のレポートの〆切も迫っています。でも、自然に触れると、その後の心身の状態がとてもよいのです。
というわけで、行ってきました。テーマは、黒部ダムと紅葉です。
◆黒部ダムへの行き方
長野側からは、大町市の「扇沢」という所からバスが出ています。
ここから乗り継ぎを繰り返すと、富山県まで抜けることができます。で、今回はデビュー戦です。単純に、「扇沢~黒部ダム」の往復にしました。
・料金 往復で「2,610円」。クレジットカード払い可能
・時間 電気バスで、片道16分。あっという間です!
・本数 始発は8:30。その後30分ごとに出ています。便利です。
私は自家用車で「扇沢」まで行って、そこに車を置きました。
駐車場は、有料と無料があります。
・有料 バスステーションの目の前、1,000円(12時間)
・無料 バスステーションの少し下。少し坂を上りますがこちらがオススメ
◆黒部ダムに着くと
選択肢は2つです。
・220段の階段を昇り、展望テラスに行く
・60段の階段を昇り、ダムに直行する
頑張って220段昇りました。現在、足が爆笑しております。ただ、思ったより楽でした。一段の高さはそんなにないのです。険しい神社とか山寺の階段よりはずっと楽。
展望テラスからの眺めは素晴らしいです。
展望テラスからダムまでは、階段を下りるだけ。その途中の風景もとてもよいです。個人的には高所恐怖症気味なので、足がすくむというか、やや怖いと感じることもありました(笑)
◆ダムと紅葉とを堪能してきました
本当は、レストハウスで少し仕事と勉強とを進めようと思ってPCを持参していました。大町市と富山県のフリーWi-Fiもあります。ただ、レストハウス周辺は電波が弱く、作業には難しい環境でした。ま、紅葉を堪能できたので問題ないです。
私は、小説家の「吉村昭」さんが好きです。その中に「高熱隧道」という作品があります。黒部ダムのことを詳しく知ったのはこの作品。トンネル工事がクローズアップされがちですが、他にもいろいろなことがあったんですね。
このダムは関西電力のもの。高度経済成長期の日本を支えた歴史的建造物と言えます。このような場所にダムを作った方々の知恵と努力には敬意しかありません。ただ、これからは、自然は自然のままにとも思いました。
信州に移住して、季節の変化が目に見える、体感できるようになりました。
田舎暮らしって、これが魅力です。
信州に移住してよかったと思う今日この頃。というわけで、仕事にかかります。