
午前中は氷点下のままで、昨日の雪が凍結していました。
ただ、午後には気温もあがり、だいぶ溶けたようです。
宮城県の気仙沼市から岩手県の一関市に抜ける国道があります。
昔々の話ですが、気仙沼市内は細くて運転に苦労するのですが、岩手県内に入るとバイパスのように整備された広い道になります。
この差は、岩手県出身の小沢さんという政治家のパワーによるものと言われていました(念のため、あくまで地元の人のうわさ・認識です)。
その他にも、小沢さんという方の威光を感じるエピソードはたくさんあるのですが、そういうものを知る身としては、昨日の選挙結果に感慨深いものがあります。
業界最大手の社員がそこから独立して立ち上げたベンチャー企業が、一時は政権を握るものの、ビジネスモデルが古くなり、幹部社員が年を取り、最後は業界の小さな老舗企業とM&Aをして乗っ取られるという結末になりましたね。
政治家は選挙に落ちればただの人ですが、当選だけを目的とした言動は見透かされるようになっています。その点では、「政治家に対する解析度」が高まっていることに気づくのが遅れましたね。
たとえば、日本人ファーストって言葉も、排外的な意味ではなく「国籍を問わず、ルールを守らない人、制度にタダ乗りする人、リスペクトのない人への怒り」というところまでは言語化されていると思うのですね。そのあたりの変化を見誤っているのかもと感じます。
やはり「内側から見える世界、身内だけに通じる言葉」と、「外から見える世界、世間の人々に伝える言葉」とを、きちんと使い分けるというか、自覚がないと…ですね。
たとえば、「トンデモ議員」という表現は、関係者には若干の毒あるユーモアであり、その毒とユーモアが「危機感」として伝わるのだと思います。しかし、それを放送・報道の世界にいた人が「インターネットのツールで発信する」 ってのは、今は致命傷になるということに気づかないくらい感覚・センスが古くなっていたのでしょうね。人々は、この発信をした関係者を「ルールを守らない人・リスペクトのない政党」と判断したでしょうから。そういう解析度の低さが…ね。
というわけで、早期退職×隠居生活しているのに、ゴールのない勉強を続けています。それは、「解析度を高めるため」ということになるのかなと。
現場を離れて見えるようになったこと、外から見える世界ってのを老後の楽しみにと思います。