
本日は、ベートーベン255歳の誕生日です。
ちなみに、ベートーベンは56歳で亡くなっています。第九を作曲・初演したのは53歳の時。自分の53歳、56歳の時を思うと忸怩たるものがあります。
ベートーベンの生涯は、あまり幸福ではなかったというイメージがあります。
耳の疾患などは事実で苦労したようですし、芸術家っぽい頑固さ・性格の厳しさもあってか人間関係は決してよいとは言えず。また、若い頃はお金にも苦労したようです。ただ、亡くなった時には約1億円(諸説あり)程度の資産を残していたとか。
そうですね、何かを成し遂げようと思えばいろいろありますし、ましてベートーベンは、職業作曲家×フリーランスだったわけで、自由に作曲できる反面、孤独や不安は大きかったと言えるでしょう。30歳を過ぎてから経済的な苦労からは解放されていたようですが、ナポレオンが暴れていてヨーロッパの政情も彼の収入も不安定だったと思います。
私は、もう何も望んでいない上、人間関係を断捨離してしまったので、孤独は孤独ですがベートーベンの孤独とはちょっと違うかな。ただ、政情不安は共通で、それが暮らし×生活費の不安定さを感じさせることは共通かも。
教会音楽家(バッハ)・宮廷音楽家(ヘンデル)の時代のあと、芸術の世界も近代化され、その中で「職業音楽家×フリーランス」が誕生します。
そうですね…組織に所属して年功序列型の安定した収入を得ることでメンタルが安定し、お仕事で実力を発揮できる人がいます。一方、フリーランスの方が自由に能力を発揮し大きな収入を得る人がいます。
私が民間から公務員に転職した要因の一つに、「給与は下がっても身分の安定によって10年後、20年後の成長が期待できる」という思いがありました。「組織に所属×年功序列型給与」の中で「経験×研究を積み重ねること」ができそうだということですね。目の前の成果だけを求めていると自分がすり減る、成果を消費するだけのような気がしたのです。
なるほど、私の人生は、「民間(能力給)~公務員(年功賃金)~フリーランス(不安定)」という変遷を遂げてきたのですね。その最後は「年金」で終わるという(笑)。
ちなみに、給与は民間が一番よかったです。安定度は公務員。
金額も安定性もないのがフリーランスですが、自由と幸福とは最も高い。
退職×老後はみんなフリーランスなわけで、そこにはノルマも高いハードルもありません。でも、長く組織で働いていると、無意識に自分にノルマやハードルを設けてしまうことがあります。ノルマから自分を解放し、ハードルを下げる(撤去する)ことで、自由と幸福とがやってきたのが私のケース。
自由と幸福とを感じられるようになると、イライラしなくなり、地方暮らしが快適になります。というか、そういうフェーズに入ってきました。
来年は、もっと穏やかに過ごせるといいなと思う今日この頃です。