
「探究」という言葉が学校・教育に出てきて久しいです。
「探究って何ですか」という質問は、学習支援の場でもよく出ます。
これに対する答えの一つに「新しい視点・構造を見出すこと」があります。
現役時代の資産形成は、「給与×貯蓄」だけでした。
ただ、私が社会人になった頃の銀行金利は「年5%」くらいありました。
退職までにお金を貯めれば、金利と年金とで生活できた時代ですね。
その金利が、0.00…%になりました。
財形貯蓄が一番になったのは、社会人になってしばらくしてから。ただ、新入社員時代に「天引きで貯まりやすいから財形やれ!」と教えてくれた先輩がいて、月2万円入れるようにして、それを公務員に転職後も継続しました。
これが、早期退職資金を貯める伏線になったのは事実ですね。
しかしです、早期退職すると、「給与」はありません。
「貯蓄」は増やすものではなく、「生活資金の財源」となりました。
つまり、資産形成の手段を失ったのです。
そこで「投資」を始めました。
ネット銀行の口座を作るところからのスタートなわけで、これは早期退職したからこそ取り組めたといえます。ただ、早期退職後「ファイナンシャルプランナーの教科書」を読み込んでいたことは、ここで効いてきました。証券口座からNISA口座を作り、積み立て投資を始めたのは松本移住後。
新規の口座開設などは「住所が確定してから」の方が何かと安心です。
考えてみると、コロナの最中に引っ越しと投資を始めたわけで、これは今となっては幸運だったようです。不動産価格は底値に近く、コロナがあけて為替も株価も上がりましたから。そういう意味で、ビギナーズラックを享受できたと思います。
原稿書きのお仕事を得ましたが、その稼ぎは大したものではありません。
ただ、配当金収入も入るようになり、円安で少しお小遣いが稼げるようになり、貯めたポイントで旅先のホテル代くらいは払えるようになりました。
つまり、原稿収入だけでは足りない分を、投資とポイントで補っているというのが現在位置。でも、気が付くと、現役時代と全く異なる収入構造ができあがりました。
給与と貯蓄がなくてもできる資産形成ですね。
新しい構造をつくり出す。
制度外の生き方を模索する。
ライスワークに意義を見出しつつ、ウィルワークを楽しむ。
このような転換ができた私はかなり幸運だと思いますが、そんなわけで早期退職してよかったと思います。それは、もし定年まで組織で働いていたら、現在の資産構造・制度外の生き方に気づくことがなかったと思うから。
また、定年まで「ライスワークに閉じ込められる生活」だったはずだから。
というわけで、そんな自分をちょっと褒めつつ、今日は原稿書き&ワークショップの日です。世間は連休だそうですが、制度外キャリアの私には関係ないというオチで。