
今年はナスがおいしい
早期退職を意識して行動し始めたのは40代から。
ただ、50歳をこえた頃、「もう少し知りたい×現場でやってみたい」という欲が生まれました。そこで、暮らしの上では様々な問題があったのですが、それをふまえ「定年まで働き続けるという選択肢」も意識して転職しました。
ただ、残念ながらその転職先で早期退職を決断することになりました。
何が言いたいか…ですが、早期退職というのは、計画的に進めていても、その最終決断は「突発的」なことがあるということ。私の場合、人間関係的からくる精神的限界。
そして、その気配を出さずに年度末まで勤務して退職。現役最後の一年は、辞めることしか考えられず、早期退職後の生活設計を深く考えることはなかったです。
これが危険。
一応、資金的な準備はしてきましたし、年金受給金額の範囲内で生活する練習もしてきました。世間では、退職者の年間生活費は320万円、最低でも250万円といわれていましたが、そんなにはかからない。自分なら200万でもだいじょうぶとか思っていました。しかし、早期退職1年目は250万円以上の支出(税込み)となり、「やばい」と感じたのはこの時。
所詮、「短期的×希望的予想に過ぎないこと」を思い知ったというべきでしょう。
早期でも定年でも、やはり退職すると「終わった!!」という感慨と解放感に捉われます。将来のことは「何とかなるだろう、年金もあるし」ですね。
つまり、お仕事では「中長期的な思考」を繰り返してきた人間でも、退職時は「超短期的な思考しかできなくなる可能性」が高い言えるでしょう。退職金で「贅沢旅行・不動産購入やリフォーム・移住」などをして資金不足に気が付く…というのはこのケース。
しかし、たとえば55歳で早期退職した私の場合、平均寿命ベースで「25年以上の中期的生存戦略」が必要でした。25年って私の公務員在職年数と同じです。トータルで31年しか働いていない人間が、25年無職で暮らせるのか??
というわけで、中期的視点からの再構築が必要でした。というわけで「投資」に踏み切ります。まず、分譲マンション購入で固定費削減、次に、人生初めての株為替で資産維持。
それから5年経過して何となくその効果が可視化してきたのが現在の状況。
ちなみに、56~57歳頃の試算(資産?)では80歳で老後破産確定でした。
しかし、60歳を超えた今再計算すると、最期の6年間を有料老人ホーム(月40万円)に入居しても85歳までなら大丈夫という結果になっています。ただし、70歳頃までの年間支出を200万円程度に抑えることが条件。となるとちょっと難しいですね。
退職すると、「中長期的展望」を見失いがちです。これが失敗の要因ではないでしょうか。私もそうで、でも中長期的な見通しが立たないことが不安(とくに経済的不安)の要因。そういう意味で、早期退職後に積立投資を始めたことは「中長期的な思考」を取り戻すきっかけになりました。
とはいえ、物価高など不確定要素は多数、目の前の状況は不安だらけ。
だからこそ中長期的な展望を意識することで精神的安定を意識的に構築した方がよいみたいです、私の場合。
今願っているのは所有している個別株が下がること、株価高騰に反発して下降中。
下がったら買いと考えられるほどの余裕も5年目の証かもです。