55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職×60歳を超えての生存戦略(リスク編)

                                         秋の白馬はこんな感じ

 

 今年の紅葉は、10年に一度と言える見事なものになりそうらしいです。

 標高の高い場所はかなり進んでいるようですね。私も来週は上高地にと思います。

 今日からの連休は、あまり天気よくないみたいで…。

 

 さてさて、私は55歳で早期退職×無職になりました。早期退職を想定した準備は進めていましたが、資金的には大きな不安がありました。その不安が解消するまで3年ほどかかりました。

 早期退職後に得た稼ぎによって「資産を崩さない生活の実現」が可能になったからです。この段階で、NISAの積立額も増やしました。現金資産を投資資産に動かしていくということですね。資産を崩しながらの生活で減った金額も取り戻し、現在は早期退職時より資産はプラスになっています。

 しかし…、ここで新たな課題が二つ出てきました。

 

課題1 投資資産の割合が大きくなる

 現在、資産における投資割合が35%くらいになっています。

 個人的には30%程度で抑えておきたいと考えていました。ただ、思ったより利益率が高い(現在のS&P500米国株の利益率は40%弱)。同時にダメージも大きい。

 今年のボトムはトランプ関税の時、トップは高市さん自民党総裁就任の今。 

 その差は約150万円。投資初心者の私としては、投資割合が40%を超えるのは怖い。となると、配当金目的の個別株を増やすことは少し考えた方がよい。ただ、あと6年程度でNISA枠が一杯になることを考えれば、40%を一時的に超えることも許容すべきか…とかいろいろ考えます。

 

課題2 今の稼ぎ(原稿書き)が早期に終わる可能性

 資産を崩さずに暮らせている要因には、早期退職後に得た原稿書きの仕事×稼ぎが大きいです。このお仕事の中には、高校生(受験生)の小論文の添削という業務があります。

 昨日、私がお世話になっている出版社が「高校生の小論文・志望理由書のAI添削を実施する」と公表しました。ええとですね、失業の危機です。

 年金受給年齢を遅らせたいので、できれば65歳以降もこの仕事をいただければ…と考えていたのですが、そうもいかなそうです。ま、考えてみれば、私自身もAIを原稿作成や添削で活用しているわけで、そうなるわな…と。

 

 AIの進化は言うまでもないのですが、社会実装には時間差があります。

 今は、その時間差×隙間と言えるでしょう。だからお仕事がある。

 でも、3年後の保証はないですね…。ただ、AIにはAIの限界がありますし、最終的な責任は人間が負うことが必要です。また、その活用も「効率化」の部分が大きいわけで、アナログ的な思考・評価の眼が求められる場面もあるでしょう。

 とは言え、いずれ私は「AIでなくなる仕事」にはまったのかも…。

 であれば、配当金などを増やしておいた方がよいですよね…。

 

 というわけで、さてこれを如何せんでございます。

 ま、結論は急がなくてもよいですし、そもそも正解があるとは思えません。

 状況の変化をふまえた考察が求められるわけで、となると「課題を言語化すること」を優先する方がよいですね。

 ま、不安は抱えつつも、課題にはきちんを向き合って、しかし楽観的に考えることでバランスをと思う今日この頃です。