
豚汁です
「ぶたじる」「とんじる」、読み方はどちらですか。
(地域によって異なるみたいです)
55歳で早期退職した時、次のお仕事については何にも考えていませんでした。
早期退職した段階で、次の収入は失業給付金と年金のみ。
したがって、生存戦略は「年金受給までどうやって生き延びるか」でした。
年金受給まで生き延びるためにはどうすればよいかがわかったのは、早期退職3年目。その頃の私は、地方移住などで生活サイズを縮小し、原稿書きとその頃始めた投資で稼ぎを得ていました。そして秋頃、「生活サイズと稼ぎとが一致」しました。これによって、資産を崩しながらの生活から卒業できたのです。
現在は「資産における投資割合が増える×円安・株高」によって、早期退職時より資産が増えるという状況です。
私の生存戦略は「資産を崩さない暮らしの実現」です。
一般的に、退職後の生活費は年250万円がボトム。2020年4月から早期退職生活に入った私の場合、2025年10月段階の資産減は1370万円くらいになるはず。しかし、資産の現状はプラス160万円。
この状況、つまり「年金受給まで資産を崩さない生活×年金受給額の範囲内での生活」ができれば、老後はかなり安心と言えます。
そして、60歳を超えた今、そろそろ出口戦略を考えないといけません。
たとえばですが、現在積み立てているNISAは、6年後に枠が一杯になります。
同じころ、現役時代に契約した外貨保険が満期になります。
自家用車を手放した後の暮らしの方法や、介護保険・がん保険の加入もそろそろ考えないといけません。何より、私の死後の後始末をできるだけ簡単にしておくこと、家族や行政に負担を掛けないための準備も必要です。
外貨保険は、1ドル=108円時代に購入したもので結構増えています。ただ、受取時の税率は20%以上になるはず。試算してみると結構な金額…。投資も、配当金は問題ないですが、それ以外はまだ含み益なわけで現金化のタイミングの見定めが重要。
早期退職して5年、ここまで仕掛けてきた生存戦略は、いずれ回収しないといけません。そろそろ生存戦略から回収戦略への転換が必要と言えます。
ただ、年金受給までは「生存戦略と回収戦略とが並行」することになります。
広げた風呂敷はたたまないといけない…「終活」のスタートですね。
人より早く55歳で早期退職した私の場合、60歳から回収・終活に入るようです。
AIと壁打ちしながら、少しずつ進めたいと思う今日この頃です。