
松本市には建築条例がありまして、松本城より高い建物を建築することはできません。ただ、お城との距離によって高さ制限は少し変わります。
お城からある程度の距離があれば、松本城より高くても大丈夫。とはいえ、市内のマンションを見るとだいたい12~13階建ての中層マンションが限界。いわゆるタワーマンションを建てることはできないようです。
と言っても、この条例ができたのはそんなに昔ではありません。
私が暮らしているマンションはお城から近いですが、お城より高いです。それは、条例前に建設されたから。ただ、そのおかげて周辺に高い建物はない、今後も建つことはない。景観・日当たり・風通しは保証されています。
ところで、同じような条例を安曇野市でも制定するという記事を見ました。
安曇野市は松本市の北隣。
ただ、安曇野市には松本城など「高さの基準となる建物、高さ制限の根拠となる建築物」がありません。そこで、市内にいくつかある「景観保存指定地」を根拠として条例を制定すると読み取れました。
そもそも、安曇野市に高い建物はないんですけどね。
そんな安曇野市がなぜ建築条例を新規に設定しようとしているのか…。
ま、そういう建築計画があるということでしょう。
まもなく、松本市を起点とし、安曇野・大町・白馬・糸魚川を結ぶ高規格道路が着工します。
白馬の観光地化は全国的にも有名になりつつあります。
大町は黒部ダムへの起点ですが、同時に大変よい温泉がありまして、界リゾートなどの高級宿が複数あります。
で、まだ未開拓なのが安曇野なんですね。
自然の美しさ、北アルプスを望む景観などは抜群。
しかも、高齢化が進んでいるので今後農地などの相続も発生するでしょう。
(田んぼの上に高層マンションとかホテル建てて大丈夫かとは思いますが)
安曇野市内のどこか(景観がよい場所)に高層ホテルかマンションができたとしましょう。しかし、そこから排出される生活排水などを処理するほどのインフラ規模はないような気がします。何より、豊富な地下水への影響が心配。
国内の多くの自治体は、利権議員による開発提案に振り回され、その土地の良さを失い、若者は去っていきました。安曇野にはそういう風になって欲しくないと思います。
安曇野市の建築条例が進むことを個人的に期待します。
安曇野は今のままで。