
気が付けば、早期退職して6年目に突入しました。
今は、平日に上高地にふらっと行く生活ができています。早期退職した頃のことを思えば夢のようです。
私の場合、早期退職前からすでに心身に変調がありました。
要因は、職場の人間関係。公務員から民間に転職したのですが、定番の「公務員はつかえない、でも給与や福利厚生はよかったんだでしょ」「民間は厳しいからね」という言葉を、職場の約2名から毎日浴びていました。
また、家族の介護などあるため、正社員をお断りして非正規雇用(週4日×残業なし)という勤務でした。そのこともネチネチと…。
その企業への転職を導いでくれた人は社内に複数いました。今思えばこれはコンプライアンス案件であり、報告・相談すればよかったと思います。でも、最初の頃は拾ってもらったという感謝もあり、「そういう人はどこにでもいる」という経験則から流していました。いい年をした大人が「公務員は使えないと言われてちょっとしんどいです」と言うのも…です。
しかし、徐々にそれはエスカレートし、私自身も家族の介護でへばっていることもあり、さすがに限界がきました。ちなみに、退職を申し出るきっかけになったのは介護が終わったこと。逆説的ですが、これで「もう無理して働くことはないな…」と感じました。今は、この時退職を決断してよかったと思えます。しかし、当時の自分の思考と精神状態とを振り返ると「普通ではなかったな」とも思います。
ちなみに、介護が終わったので退職したいと会社にお伝えした時、介護が終わったなら次年度から正社員にと誘われ、参加していた事業の担当にとも言われたのですが、かくかくしかじかということでお断りしました。普通なら断らないですよね(笑)。そして、退職してあまりの体調の悪さに主治医に相談すると、即入院となりました。いろいろボロボロでした。
早期退職・定年退職に関わらず、退職してわかることがあります。
それは、心身のいろいろなところが痛んでいる可能性。無理して頑張る傾向のある人は特に…。また、体力も落ちていること。
たとえば、一時間連続して歩くことはできますか?
もし、それが難しい場合は「自分が思っているより体力が落ちていること」「仕事で求められる体力と、生活で求められる体力とは異なること」を自覚した方がよいでしょう。
たとえば、「活字が読めなくなっている」「お仕事で使う定番の言葉・様式以外の言葉・文章が書けなくなっている」ことはありませんか?
もしそうならば、仕事を離れた場でのコミュニケーション・人間関係の構築ができなくなっているのですね。
退職直後の時期というのは、健康状態がよいとは言えず、思考に偏りがあり、冷静な判断力を一時的に失っている可能性があります。
それぞれの回復のためにはどうすればよいか。
まず、所属していた組織の「負の価値観」に気づいて、それを棄てること。
次に、世間にある「早期退職に関するイメージ」から距離を置くこと。
そして、「暮らしに必要な体力」を付けることです。
体力をつけるためには、「家事と散歩」が有効と思います。
家事労働には「節約・清潔・出費減」という報酬があります。
散歩には「体力の回復・精神安定」という効果があります。
散歩コースに神社があれば、お参りするとよいです。その際、日々の感謝を神様に伝えていると、忘れた頃にお仕事が降ってきます。
3月末日で退職された方であれば、退職金が振り込まれ、でもこれからどうしよう…と不安になる時期ですね。
まず、家事と散歩からはじめてはいかがでしょう。主夫になって本格的に家事をしてみると大変です。でも、たとえば「掃除」は知恵と工夫を重ねると効果が目に見えるのでとても楽しいです。散歩で健康と、日々の暮らしを楽しむ心の余裕を取り戻すのです。
採用する側も、健康で心に余裕がある人の方がよいですよね。