
お陰様でと言いますか、現役時代より幸福感の高い暮らしを送っています。
昨今の物価上昇やら何やらで資金的な不安はありますが、それを除けばよい暮らしです。やはり、本がたくさん読める暮らしはいいですね。松本市の図書館・古書店の充実もうれしいです。
で、なぜ早期退職した方が幸せなのか…です。
政府方針は、「長く働ける社会」「自己責任・自助の優先」です。
つまり、早期退職することは政府方針に逆らうことであり、「長く働くことを前提として構築された社会システム」から外れることです。これはその通りで、たとえば社会保障費全額自己負担というのはなかなかきついですし、公的支援の対象外になることも多いです。
ただ、システムにはバグがあるわけで、ある程度の資産・所得があっても、非課税世帯であれば「減免」という措置があります。その他にも(以下自粛)…。
ということは、今の日本社会はこうなっています。
・ある程度の資産を持ってリタイアした人の方が楽に暮らせる
・実は高齢者の方が負担の少ない社会システムになっている
であれば、私の幸福感は「節約して作った資産×税負担の少なさによるもの」と言えます。この仮説をAIに伝えると、社会格差というテーマの研究・視点にあるとのこと。ひろゆきさんも同じようなことを発言していました。
自分が高齢者になり、節約して貯金を作って早期退職を実現して数年経ち、社会制度の矛盾を実感します。
「長く働け、自分で稼げ!」と言いつつ、「資産家・高齢者は何もしなくてもよい、納税額も社会保障負担も少なくてよい」というシステムになっているのです。
ただ、これは今に始まったことではないです。しかし、人口減少とそれに伴う世代人口のアンバランスが格差の拡大や、親の経済状況が子供にダイレクトに反映することの可視化を導きます。そういうわけで、今は国民の不満が高まりやすい状況にあると言えるでしょう。
そうですね…、私は今、早期退職後に始めた原稿書きと投資による収入で、納税の義務を果たしつつ資産を減らさない暮らしをしています。それが早期退職してよかったと実感する大きな要因なのですが、最近はそういうことに罪悪感もあります。
ちなみに、日本における富裕層は全世帯の約2.6%、準富裕層は約6.0%。フリーランスを本業とする人は労働人口の約3.1%で、さらにPC×ネットがあればどこでも仕事ができるとなると1%未満になります。
ということは、私はかなり少数派…、罪悪感が増します。
今の暮らしは、早期退職前から想定し、それを実現しようと計画したものではありません。その時その時で選択を重ねたものです(そもそも早期退職直後にコロナでロックダウンでしたからね)。そしてたどり着いたのが、「高齢者の方が負担のない社会システム」でということなのでしょうか。
とりあえず、選挙×投票ですね。
どこかに高齢者の方が負担の少ない社会システムを意図的に構築したヤツがいるわけで、まずそいつらを落とすことから。学ぶ人・働く人が暮らしやすいことが社会の基本ですから。